1巻はただ笑ってみてるだけだったけど、2巻はちょっとハラハラヒヤヒヤしながら応援することになりました。
作品情報
著者: 上山道郎
出版: 少年画報社
レーベル: ヤングキングコミックス
感想
与えられた(?)能力である「優雅変換」(エレガントチート)を持つおじさんw
おじさんの行動はことごとく上流階級貴族のものに変換されるって!その発想はなかった~。いかん、こういうの好きだわ…!
そして周りのティーンを親目線で見て、その包容力で周りの人間を知らず知らずに魅了していくところは、チートのせいではなく紛れもなくおじさんの人柄のなせるところ。
そういう「チート」だけど厳密にはチートではないところが優しい。そらヒロインも攻略対象ではなく、おじさんのほうにがっつり傾くわー!尊敬できる人間っていう感じ。
ていうか、おじさん順応力ありすぎw
そもそもリビングで乙女ゲーをがっつりやっちゃうという環境にしてるところからして、家族がオタクの詰め合わせになってるという濃ゆいご家庭。お嬢さんは反抗期終えてる感じの大人だからか、関係が良好なのが本当に素敵で。おじさんの人柄を察するに余りある感じです。
また、時折差し込まれる中年エピソードが…リアルw
老眼とか、人の名前を一発で覚えられないとか。
センスをカンペにしてるとことか、細かいww
そういえば、覚えてると役に立つ(かもしれない)計算のことはぜひ知ってほしい。わたしはそれ、経理科を出てる妹からきいたんだけどさっ。
そうして匂わされていた元の世界の家庭と令嬢(おじさん)とのかかわりは2巻になってぐっとくっきりと見えてきます。
この夫にしてこの妻あり。
この親にしてこの子あり。
次もおじさんの活躍が楽しみです。
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