ばにらんぶん

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感想:「今度は絶対に邪魔しませんっ!」コミックス版

3/24に3巻が発売されたコミックス版「今度は絶対にに邪魔しません!」の感想です。

原作小説は今週3巻が発売されたばかりですが未読です。

 

 

作品情報

原作: 空谷玲奈

漫画: はるかわ陽

出版: 幻冬舎コミックス

レーベル: バーズコミックス

  

ざっくり内容

 タイムリープもの。

悪役令嬢の振る舞いを断罪・投獄され、自らの行いを悔やみ力尽きると…時間が1年前に戻っていた。

最悪の結末(というか未来?)を見た主人公は達観し「許可されている年齢になったら修道女になる」という目標を掲げる。しかし2度目の時間の中で過ごす中、彼女の行動は以前とは異なるものとなり、おのずと周りの人々の行動や反応も経験したものとは変わってきてしまう。主人公の思惑とはそれた方向に物事が動き始め…?

 

おすすめポイント

わかりやすくまっすぐ好意を寄せてくる年下には癒されます。(呼び方はちょっとどうにかならんかなとは思ったけど慣れました)

主人公は静かに規定の年齢になるまで過ごそうとしているのに、なぜかものすごく注目も浴びてしまいます。

主人公はチート万能キャラではなく、身分だけ高い普通の人(気の毒な幼少期あり)。主人公の行動や考えは現代日本の女性に近いかもしれないから移入しやすいと思います。

主人公以外の登場人物の目線から心情が見えることがありますが、わたしは…胸キュンでした。すれ違いやねじれの位置(平行線ですらない)とか、、、もどかしいぃ!

 

 全体の感想

主人公の父親が気分の悪くなる人物で、めちゃくちゃスパイスになってます。これがなければダラダラとした話になっていると思うから、今後もきっと不愉快パートの担当をすると思います。まあ、父親にしてみればとても主人公を愛する気分にはなれないというのもわからないでもない。(←これについてはコミックス2巻まで我慢してください)

1~3巻を改めて通して読んでみると、ちりばめられた伏線がいくつもある様子。タイムリープには何か事情があるかもしれない。

 

最新の感想

不愉快パートの一翼を担っていた妹(天然)が、 ついに。

高校生にもなって「好き(ニコニコ)」はちょっと異質なものを感じます。憧れというよりは幼児性?主人公の母もアレだけど、腹違いの妹もオカシイわ!!そうでなきゃ何かあるのかな…?

周りのキャラクターに対しては、あるいはありえた別の過去を知っている読者や主人公から言うと「は?」と思えるような状況(なりかけ)。同じ世界線ではないとわかっていつつも「おま、何勝手なこと思ってんの?」という気持ちが出てしまいます。

あと、「何?おま、ツンデレだったん?」となって某キャラに驚キュンしています。(驚き+キュン)

 

 

リンク

コミックス版

 

伏線が気になっていて、入手するか迷い中の原作版