感想:「侯爵令嬢は手駒を演じる」1~2巻
原作2巻まで読んでます。
今月コミカライズ2巻が出たのでその1~2巻の感想を。
作品情報
原作: 橘千秋
漫画: 白雪しおん
出版: フロンティアワークス
レーベル: アリアンローズコミックス
おすすめポイント
スパイ大作戦w
少女マンガなどには珍しい形のスパイものです。スパイものって言っていいのか?
できること、できないことをきちんと把握している主人公の有能さが痛快で。
もちろん創作故のご都合設定はあるけれど、なんっていうかカッコイイ。カッコイイヒロイン好きの人にオススメしたい令嬢です。
全体の感想
少女系でこんな、キツネとタヌキの化かし合いのようなお話を楽しめるとは思っていませんでした。第二王子の笑顔が真っ黒です。腹黒いところかもはやブラックホールだね。光を一個も反射しないよw
そしてヒロイン。
可愛いのにカッコイイ。
家族もすごいです。いえ、一族がすごいですww
ヒロインのスパイっぷりが本当にすごい。演技もそうだけど、割り当てられた自室に侵入者があったかどうかを判別できるように仕掛けを施すまでするって…。ジョーカー・ゲームかと思いましたよ。あ、ジョーカー・ゲームの感想も貼っときますね。
悪いことしてる奴らの証拠を探しに行くシーンで、ちょっと残虐描写があるのですが、これは原作では悲鳴すら上げない状態にさせられているという箇所だったので、悲鳴がある分まだ健全かな?
さて!コミックス2巻でやっと登場したのは主人公の弟・ヴィンセントくん。待ってました!
イケメンに育ちそうな美少年で超絶シスコンです。第二王子のことを睨み付け「鬼畜魔王」と呼ぶ、特務師団に所属する化け物ですwキラッキラな作画でした。
2巻の後半は、過去の回想となっています。次巻はいろいろ動くはずなので目が離せません。