先日9巻が発売された9巻。
どうにも不穏な雰囲気が…。
作品情報
原作: 日向夏
漫画: ねこクラゲ
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ビッグガンガン・コミックス
感想
虫が好きな少女と、毒が好きな少女のコンビは最凶だね。めっちゃまがまがしい…。
小蘭の屈託のなさとピュアさが眩しい…癒されるよw
隊商がやってきてさまざまな物資が入ってきた後宮。中でも、今回は精油にスポットが当たりました。劇中のメモにあったものを別名で紹介しますね。
薔薇:ローズ
乳香:オリバナム(フランキンセンス)
桂皮:シナモン
安息香:ベンゾイン
(青桐…は聞いたことないです。調べてもわかりませんでした)
妊婦が避けるべき、って言われる精油はいくつもありますが(キク系とかもそうですね)、そういった品物がしれっと入ってきてそっと寵姫のそばに置かれていることに気付いた主人公。王子王女の誕生を疎ましく思う勢力の陰謀なのではないかとすら思える状況にぞくっときます。いったいどんな奴が後ろで糸を引いてるんだ…?
香水の匂いが混ざるとめっちゃクッサイですけど、精油売場や精油ボックスの中は臭くないどころかいい匂いなんだけど、何が違うんだろうな?
そして物語はもう一つのメイン、きのこ。
毒キノコの除去と調査を依頼される主人公だけど、最中にキノコの殺人事件が。そして、やはりキノコのおかげで証拠を発見し、殺人事件のカラクリも謎が解けた。
ふむぅ、どうして主人公が腐臭に気付かないんだと思ったけど、死体に近づくなって親父さんから言われてた影響かぁ…。それでも死体がたまに転がってる花街で生きて来てあの醸され臭を知らないって言うのにちょっとびっくり。
新エピ、元美女のやり手婆に注目が集まる!
コミックスなのになぜか声が聞こえる気がする…w