4巻まで出てるようですが、とりあえず2巻までの感想です。
作品情報
原作: 南野海風
漫画: 草壁レイ
出版: アース・スターエンターテイメント
レーベル: アース・スターコミックス
感想
未成年にしていろんなことを諦めてしまってる主人公の少年。
昔あった事件以来主人公は「影が薄い子供」になっていったと振り返る。
損得勘定できない脳筋直情なアホの子である姉と正反対の性格。
成人の際に行う儀式で「メガネの素養」があることが判明。物理的にメガネを作ってしまったけれど、物理的に作れること自体、魔術師としての素養があるということなのだそう。
メガネの素養?
メガネの素養??
これには主人公自身も読者と同様に訳が分からず戸惑うことに。しかしお上のお触れで王都へしぶしぶ出向くことで、主人公はさまざまなトラブルに巻き込まれていく。
主人公はこれまで見てきたまんがの中でも、とびきりやる気のないキャラクターです。目立ちたくないしさっさと村に戻りたいし、王都には行きたくて行ってるわけでもないしね。自分の名前すら「メガネでいいよ」とまで言ってのけるほどの彼は無事に故郷に帰れるのか!(反語)
その中でメガネがいろんな機能を持って行くことに気付き、徐々に使いこなしていくところはさすが冷静な主人公だと思いました。
「若者の暗殺者離れ」が危惧される現代、暗殺者の技術を継承するための学校への入学を勧められ…1年っていう話だけど学園生活始まっちゃう??
※ネタバレ=2巻では学園生活は始まりません。
2巻では姉の見せ場…かっこよすぎる判断と戦闘シーンがあって。彼女を見直しました。
そこへサポートに入って狙撃する主人公。かわいいのにカッコいい!!
やっぱ狙撃は最高。
この先、メガネがどんな役割を担っていくのか気になります。