ばにらんぶん

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感想:「難攻不落の魔王城へようこそ~デバフは不要と勇者パーティーを追い出された黒魔導士、魔王軍の最高幹部に迎えられる~」 1~2巻 ※ネタバレ含

普通の人は泣いたりしないんでしょうけど、わたしにはこの1~2巻、数か所で目が熱くなったり目から汗かいたりしてました。
無駄な乳袋がないことや、作ろうと思えば服を作れそうな安定感のある衣装デザインもとても素敵です。

 

作品情報


原作: 御鷹穂積
漫画: 蚕堂j1
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!


感想

不当な評価をされ続けている主人公。きちんとその実力を理解し、秘密を共有しているのは同じパーティーのリーダーであり幼馴染でもある勇者のみ。ところがそれは周りから見たらただの情だと思われているようで。

実際には縁の下の力持ち的なサポートをしているのに正当にその実力を仲間の他のメンバーには認めてもらえず、どうやらその実力について他人に口外することを許されていない模様。

 

吸血鬼の女性=ミラさんにより新天地へと赴いた主人公が、そこで初めて正当な評価を受けて本当に安心した。そもそも、引き抜きを行った彼女こそ、主人公のことをべらぼうに評価してくれる存在。っていうかストーカー。でも美人だからヨシ!イケメン無罪ならぬ美女無罪です。その後もちょいちょい、主人公へのストーカーっぷりが少しずつ明かされていって残念な一面も垣間見られるけど、四天王だし主人公への想いは一途。口元とかドキッとするくらいセクシー!これまで主人公が受けてきた心の傷がだんだんと癒えていく感じがするのは彼女のおかげだろうね。わたしも随所で彼女に泣かされた。ガチ泣きしたのは2巻100ページ目からのやりとり。少しの間涙止まらんかった。

でもミラさんは主人公にキモがられてるといつも怖がってるから、彼女も自信を持って主人公に接することができればいいなって思いました。

応援するからくっついちゃえよ!

しかし幼女が将来の予約をするとこも可愛かったです。

 

 

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