ばにらんぶん

読んだまんがの感想を800字以内で書いています。

感想:「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」1~7巻 ※ネタバレ含

あれ?今まで感想書いたことなかったっけ。

アニメ化が決まったこの作品、既刊の感想を書いていきます。

作品情報


原作: 三嶋与夢
漫画: 潮里潤
出版: KADOKAWA
レーベル: ドラゴンコミックスエイジ



感想

なんといっても、主人公のクズっぷりよw
舞台はとんでもなくクセ強で女にとって何でも有り過ぎな世界。(わたしは乙女ゲーの股がけプレイや逆ハーが無理なピュアな人種なので、そういうのがアタリマエなのはちょっと嫌だな)前世の記憶を持った転生者ならそうなってしまうのも仕方ないw

 

ゲームにはいなかったキャラが攻略対象たちを掌握していて、本来のヒロインである女の子はあまり活躍で来てもおらず。主人公によってむしろ悪役令嬢と仲良くなって百合めな場面展開もあり大変眼福でもありました。

 

主人公は物語の序盤でチートアイテムを入手してこの世界ではわりと無双できそうな勢いながらも、目指す着地点は引きこもりニート。生活に困らない運用をしつつ自分の領地で余生を過ごすつもりなのに、ちっともそうならない様子ww仕方ないね。このチートアイテムが万能すぎて、主人公との夫婦漫才のようなやりとりもすごいけど能力はもっとスゴい。課金ってしておくものなんだね!(わたしはモバイルゲーはやらないけどな)

 

主人公はどこか人がいいので、目の前で困ってる本来の乙女ゲーヒロインのことを放っておけず助けたことで友達となりました。しかしその積み重ねで本来ヒロインが積み上げていくはずの経験を奪っていて成長ができていなかったというのはなるほどと思いながらも、人の育成というか成長を見守ってサポートしていくっていうのは本当に難しいことなのだと思いました。

 

全体的に卑怯に戦っていく主人公。

まったく、悪役はどっちだww

 

 

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