ばにらんぶん

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感想:「そうだ、売国しよう~天才王子の赤字国家再生術~」1~2巻 ※ネタバレ含

以前からちょっと気になってたタイトル。
2022冬アニメとして放送中で、2話まで配信されてたのを視聴。頭いい人好きなのでコミックスを読んでみました。


作品情報


原作: 鳥羽徹
漫画: えむだ
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!



感想

主人公は弱小国家の次期国王ですが、国の存続は既に難しいと考え、少しでも国の価値を上げて高値で買ってもらって悠々自適な余生を送るという野望(?)を持っています。

 

でもこの主人公、人目がないところで筆頭補佐官に甘える以外はこれと言った弱点がない。外交も、軍略も、政治手腕も、人の名前と顔を覚えるのもなんでもできる。自国の一兵卒に至るまで(約1万!)顔と名前をだいたい把握してるほど。マジかよ。人のことをよく見て声をかけている描写もあり人タラシの才能も感じます。

情報をサクッと分析してその時にとりうる最善手を打って行く。彼のもくろみとしては割と最短で楽な結果が得られるものなのに、状況はそううまくはいかない…というより隠居しない方向にめちゃめちゃうまくいってしまうw

 

妹ちゃんも可愛い上に賢そうな子で、それなのにお兄様への甘え方も上手。今後の内政や外交にも少しずつ関わるみたいなので、お姫様の活躍にも期待です。

 

さて筆頭補佐官。

他の国では奴隷にされている人種のよう。彼女を侮辱した者は無事でいられないとか…。
劇中、主人公は妹にすら見せないダレまくりの姿を見せていて、実質夫婦みたいな感じがします。主人公にとっては彼女のことを「心臓」と例えるくらい大切な存在のようで、そんな彼女とどんなきっかけでそのような絆を持つことになったのか…そのうち描かれると思うのでこれからが楽しみです。

 

 

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