ばにらんぶん

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感想:「異世界薬局」8巻 ※ネタバレ含

本日発売!ペスト編クライマックスの8巻です。

ありがとう電子書籍。(午前0時を過ぎたら読めるので)

7巻の感想はこちら。

vanilla-mocha.hateblo.jp



作品情報


原作: 高山理図
漫画: 高野聖
出版: KADOKAWA
レーベル: MFC



感想

悪霊まじで超怖かった!

悪霊というより呪いだな?って。腐乱死体になっても暗躍できるとかよっぽどだ。人の魂のなれの果てが邪悪な心の人間に憑いて、ってそうして死んだ人間の魂のなれの果てはまた人間に憑くのかな。やだ、そんな悪意の凝縮最悪じゃん…。

 

悪霊と対峙してキレた主人公の様子を聞いていたロッテちゃんが「声までなんか別人のようで」と当時のことを話し、主人公自身も「俺自身の言葉だったのか?」と振り返る。サロモンさんが以前言ってた「疫病を鎮めたあとは消えてしまう」がずっと引っかかり続けている主人公。わたしも気になるよ。これまで生きては死んで…って人間が繰り返した数は無数。ひとつ凝縮された悪意の塊は滅したとはいえ、2つの感染症を抑え込んだくらいで鎮めたことになると思ったか。(唐突にアノス様構文w)みたいにまだ何か出そう…。

 

主人公の「予防に成功したときはそんなものだよ」泣きそうになったって言うか泣いた。
人間って、何かが失われて初めてわかるものだもんね。戻ってきた日常を主人公に見せてあげられるように働きかけた陛下も、メディシス尊爵も、ほんといい仕事してくれた。

そして芸術家()の銅像
許可を出したサロモンさんの、主人公への完璧な忖度っぷりが見事!「まるで似とらんな…よし!」って、大笑いした。さすが!異世界で主人公のことを一番理解してるの、きっとサロモンさんだw

 

温泉のフラグが盛大に立ち、もしかしたら大学教授という生前の立場再び?という匂いも感じる中。次巻も楽しみに待ちたいと思います。

 

 

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