ばにらんぶん

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感想:「勇者召喚に巻き込まれたけど、異世界は平和でした」1巻 ※ネタバレ含

今はまだ1巻しか読んでないけどまた続刊読んでいきます。

胸がほわんとなるお話です。

 

作品情報


原作: 灯台
漫画: 平安ジロー
出版: KADOKAWA
レーベル: 角川コミックス・エース



感想

幼女?少女?に見せかけてるからオネショタと言っていいと思う。
好い。大変良いです。

異世界召喚、いつもの来たー!って思ってたわけだけども。
1年したら元の世界に帰してもらえると聞いて安心した。少なくとも1巻では命が脅かされることも、理不尽すぎるストレスにさらされることもなく。

 

大学3年生という主人公で、特にこれといって…みたいな考えで生きてて、モラトリアムってんなーまあ一般的な大学生ってそんなもんだよね、なんて思って読んでたごめんね。主人公は両親を事故で亡くしているのに自分は軽傷で済んでいて本人「運が良かった」で済ましてそれほど悲壮感なく振り返っているけど相当なサバイバーズギルトに陥ってたんだなと思う。


何の因果か、絡んできた少女(の姿をした)高位魔族=クロはとてつもない大物って判明するけど、なるほど慕われる理由や要素がこれまでの主人公とのかかわりから十分に伝わってくる。物語後半ではそんなクロが穏やかならないモノから発生していることが匂わされているけど、いったいどういうことなのか気になって仕方がない。

 

神と相対して「けっこうです」こんなのなかなか言えないよね。

 

それにしてもクロの「家族」。数字?ドイツ語。偽名?仮名なのかな?人間として召喚されたのち、魔族として転生をさせてもらったっぽい和美人もドイツ語で「9」の意味の名前だった。もしかしたら今後そのあたりのことも判明するのかな。

 

やだ、公爵邸に公式訪問するクロさん、超かっこよかった。
実力も超すっごいのに主人公をきちんと「くん」付けで読んでる律義さもいい!

6巻まで出てるので、おいおい読んでいきます。

 

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