先週に引き続き、2巻の感想です。
読者は彼の正体にピンときてたけど、生きるのに必死な主人公は視野狭くてわからなかったよね。しょーがない。
えっと…主人公、もう結婚するしかwwほら彼ってば優良物件だと思うよ、うん。
1巻の感想はこちら
作品情報
原作: 吉高花
漫画: じさま
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!
感想
ちゃらイケメン、もう何も隠さなくなってきたわね。
主人公への褒め言葉も「かっこいい」「雄々しい聖女に守ってもらうのが夢だった」「君になら何度でも助けられていたい」とかそんな感じに育って来て、仕上がってきたなぁって思った。
うむ。主人公かっこいいもんね。惚れるよね。わかるよ。主人公はヒーローを守ってこそ輝くってもんだ!(←暴論)
そして偽装でもなんでも、結婚した者勝ちよ。つまりレックは勝者。おめでとう!!末永くお幸せにっ☆
それにしてもヒメ、すげぇな。つよつよ。そのキャラクタ性が顔芸っていう個性になっててすごい。少女マンガの枠の中から数歩飛び出してる強烈な味わい。このまんがはヒメなくしては成り立たないから、今後もその向上心の塊と恋愛脳の両立を貫いてほしい。ま、わたしが思うまでもなく主人公の命を刈り取る決意の顔してたけどww
ヒメを見てると、人を羨んでばかりいるっていうのはああも醜いものなんだなって感じて。自分も日ごろついつい羨む気持ちが心を占めてしまうことも多いけど、ちょっと改めて状況を俯瞰しようと思った。
主人公はちゃんと自分がレックに惹かれつつあるのを自覚してて、でもその感情に引きずられないように塩対応に努めてるのかわいい。これがツンデレの行動原理かぁ。ニヨニヨ。「気を緩めるとほだされてしまいそう」もうこの時点で引き返せない気がするよ。