ばにらんぶん

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感想:「歴史に残る悪女になるぞ」3巻 ※ネタバレ含

物語後半、主人公のヴィジュアルがとんでもない悪女仕様になった!!(表紙バレ)

前回2巻の感想はこちら。

vanilla-mocha.hateblo.jp

 

作品情報

 

原作: 大木戸いずみ

漫画: 保志あかり

出版: KADOKAWA

レーベル: B's-LOG COMICS


感想

誘拐事件勃発からの、主人公無双。魔力を封じられていても強いこと!
ところがそこへ現れた乙女ゲーヒロイン。助けに来たんちゃうんかい!結局主人公を助けたのは身を盾にした王子で。
その後も訳の分からない供述を続ける乙女ゲーヒロイン。「でも死ななかったじゃない」と傷だらけの主人公とその従者に言い放てる精神性。読者の誰もが思ったと思う。こいつやばい、と。いわゆる「確信犯」ってやつだね。話通じない。現実世界でもこういう手合いはネット上で見たことあるね!

に対し王子のキレっぷりはすごかった。
乙女ゲーヒロインは自分のことを「ラッキーガール」と自認していて、これまでの人生では望んだことは全て現実になったと。なるほど、彼女が主人公のことを「無事でいて」と望んだから「無事でいるものだ」と考えるに至って、その上で監禁現場に駆けつけてみたら主人公が男を殺そうとするところだった…と。んー乙女ゲーヒロイン側から見ても、ちょっと無理あるな。

 

その後、王子が主人公を介抱するところには超ドキキュン!突き飛ばされてわたしもほっとしたけど、主人公の兄が言う通り、同意を取り付けたほうが良いと思う!

主人公のかわいらしい弱点が微笑ましい。

 

しかし、乙女ゲーヒロインの信奉者たちの勢いがこわい。

ヘンリはよく戻ってきたなって感じだけど、双子の片割れはずぶずぶに信仰してるしね。魔法に近い強制力が働いてるのかなって読者のわたしも思ったよ。

 

ラストで出てきた少女が、次巻でどう主人公に絡んでくるのか。

心配しかない~!

 

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