ばにらんぶん

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感想:「ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」4巻

どぶねずみと胡蝶が入れ替わっているのだと、身の回りの人物が気付いてきて事件の黒幕も見えてきた続きからです。

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作品情報


原作: 中村颯希
漫画: 尾羊英
出版: 一迅社
レーベル: ZERO-SUMコミックス


感想

やっぱなんかね、圧倒される。
ど根性と筋肉ww根性と筋肉がわりとすべてを解決していく気がするこの作品。あの人並み外れたガッツと図太さはおかしいオブおかしいよねwwめっちゃ痛快!


侍女の、主人公へのツッコミでそろそろ過労レベルに達するよね。しかしそれも過剰に重い愛で賄われて溺死しそうだからもうどうしようもねぇな。主人公相変わらず行きすぎだよ(歓喜)。

 

物語としては明らかになった黒幕!

重すぎる友情とともに初めての共同作業からの…舌も乾かぬ主人公の独断専行wいや機を見るに敏。あのタイミング外したらみんな危なかったから英断だよ?さすがだよ?深窓の令嬢っていう意味では大いに疑問符つくけどな!

 

感情の絶対値がすごい主人公に、なかなかついて来られるような同格の友人なんてできっこないはずだけど、今回の事件でベクトルは違えど感情の絶対値の大きいお友達ができて(?)良かった良かった。

 

淑妃のさ、あの立ち回り。現実でもちょっとそういう人物いるけどさ。

心が弱ってる時に親切っぽい体で入ってきて。ズケズケと。皆あんな人物だって知ってるだろうから普段のときにはスルーできるだろうことでも、心も体もいっぱいいっぱいの時に吹き込まれたら…やっぱり参っちゃうよね。わたしも似たようなことあったから怒りをパワーにしてじゃないととても立ち上がれないのもわかるなぁ。怒りの持久力もあるほうだから、割と黒幕さんに共感しちゃってたりはした。だいぶ拗らせてたからな…静かなところで償い、友人の今後の健勝を祈り続けてほしい。

 

 

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