ばにらんぶん

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感想:「北の砦にて」1巻

妹からもらった漫画シリーズ

もっふもふ!!

 

作品情報


原作: 三国司
漫画: 明野たわ
出版:  双葉社
レーベル: モンスターコミックス



感想

転生したらキツネだった…!
いやぁ、かわええ。かわええわ。もふもふだしまっしろだし。
でも精霊らしくって、お母さんは人間の姿に変わることもできる…ってすげぇな!主人公(?)もそのうち、人間の姿をとれるようになるんかな。どんな姿なのかな。

 

お母さんが1ヶ月くらい人間のとこに詰めるってことで、ひとりぼっちで留守番をすることになる主人公。精霊だから特にゴハンが要るわけじゃないのは平和でいいね。

しかし主人公はとんでもないさびしがり。待って、そのナリで寂しがりは破壊力つよいわ。一人と言う状況に耐えられず山から下りてしまった。

 

そこからよ。

 

野生動物の警戒心丸出しの行動と、主人公(?)のモノローグが、「ああっ、人間の前に姿を現した野生動物って確かにこんなこと考えてるかもしれない」かもしれない気分にさせてくれます。

めっちゃかわいい。

 

少しずつ、少しずつ距離を詰める隻眼の騎士。

モフりたいという気持ちの人間と、理解してるけどそれは怖いと思ってしまう主人公(?)の気持ちの行き交うさまがいい。もしかしたらこの世の小動物系のいきものは、そんなことをモフ毛の中に内包しているのかもしれないw

 

「騎士のみんなに気付かれないようにしてる」と主人公(?)は思い込んでるけど、騎士たちみんな遠距離から見守ってたの、精霊として未熟すぎるところが大丈夫か心配になるくらいかわいいしかわいかった。

 

おかげで、「ひとりぐらし一日目からホームシック」っていう超寂しがり屋の主人公が寂しさを感じずにひとりぼっちの時間をなんとかやり過ごせそう。

おかあさんが1ヶ月より前に戻って来て、我が子の不在に気づくことがありませんように…!

 

 

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