1巻ずつの感想を書くシリーズ。今回は「この音とまれ!」3巻です。
前回2巻の感想と、以前書いた1から6巻のまとめ感想
作品情報
感想
いよいよ全校生徒の前での演奏。
弾きながら、過去を振り返るチカくん。
自分を粗末に扱ってきた孫に掛けたじいちゃんの言葉。じいちゃんは何があっても愛くんの味方で有り続けたからね…。
誰に届けるか、何を届けるか。
龍はあの世とこの世を繋ぐ存在とも言われていて、その龍を模したと言われる箏で思いを乗せた演奏!
泣いた。何回読んでもまだ泣ける。
さとわさんの機転で、教頭がごねる余地をなくし、箏曲部は無事に存続が決まって、改めて目標を全国大会への出場に据えることとなりました。んー!青春!
箏曲部の面々に初めて顔を出す顧問・滝浪。
たけぞー先輩の天敵みたいな人物ですが、はてさて。
熱出して休んださとわさん宅に、チカくんを差し向ける担任!ひでぇw
なのにチカくん、ちゃんとおうちを探して行くし、看病するし、たまごがゆまで作り置きしちゃうって、もうすでにチカくんの器用さが全方向に発揮されててじわじわきましたね~。そりゃもんじゃ「黙って食ってろ」なりますね。
しかし、病人を一人にしておけない、と部屋の外で待機してたのはホントすごい。
ここでこっそりさとわさんの「あの曲」の演奏DVDを見て衝撃を受けるチカくん。彼女をすごいと再認識したと思う。
この3巻でヒロ先輩が登場。
人間関係が壊れていく様子を楽しむという最低な趣味を持つという彼女は初日から早速仕掛けています。が、チカくんガードで退散を考えていたとき、彼女はとっておきのネタをゲット。箏曲部に迫る危機?
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