感想：｢魔法科高校の劣等生　四葉継承編｣2~3巻

物語の核心についに迫ったって感じ。

vanilla-mocha.hateblo.jp

作品情報

原作：　佐島勤
漫画：　きたうみつな
出版：　スクウェア・エニックス
レーベル：　Gファンタジーコミックス

感想

1巻の続きで新発田息子とそのガーディアンに襲われた司波きょうだい！てのがすっかり霞んだｗ

3巻読み終わった時にはもっとこう…ご当主様の感情やらお兄様の秘密やら深雪さんのことではっきり言って情報過多！！そりゃそっか。四葉の本丸に入っての話だもんな。四葉は秘密主義みたいな感じで物語の中でもほとんどわからない感じの謎の組織っぽくなっていたから、先代当主世代の話も含めてのお兄様の秘密がこう…厚すぎて。なるほど一族の間で示し合わせてああいう扱いだったのね。

あと、なんといっても深夜さん真夜さんの姉妹の話。

わたしが原作読んでた範囲でもその事件のことは書かれていたけど、そうかぁ…悪魔言われたり魔王言われたりするお兄様は、事実母親姉妹からの世界の破滅をさせうる力を持って生まれてきたかぁ…。

ひどい目に遭ってしまった真夜さんの心を壊さないためにそれまでの彼女の心から切り離す…望まない魔法行使で深夜さんの心はさらに傷ついたろうね。しかも自分をぶっ壊すくらいの無茶なことしたって、なんかもう…見てるこちらが辛くなる。とはいえ、追憶編思い出しても深夜さんがお兄様のことを愛していたって察するの難しいな。もう一回見返してみるか。

そして深雪さん。そんな秘密があったか！

確かに原作でもそういう表現で確かに何度も匂わされてたな。気付かない方向に誘導されてたのかー。小説家すげぇ！！

さすがは亜夜子さん。「達也さんの居場所を確保するために深雪お姉さまを利用しているのだわ」まさにそれ！状況把握が正確すぎる…！