ばにらんぶん

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感想:「悪役令嬢の兄に転生しました」1~2巻

なんかもう、めっちゃかわいい!

 

作品情報


原作: 内河弘児
漫画: よしまつめつ
出版:  秋田書店
レーベル: ヤングチャンピオン・コミックス

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感想

転生は事故とか過労死が多いけど、今回は…まあ、なんていうか。ライフワークバランスがそっちにひずんじゃったかー!みたいなところからスタートしたお話です。いや「え!男の俺が男心を読めなかったと!?」(まんが開始4ページ目)にツボって笑いを押さえ

死因ビミョウだったけど転生後の主人公が見せる妹への溺愛っぷりが本当に可愛らしくて微笑ましくって。

そこまでご都合なことは起きなくて、多くが主人公の努力と根性と前世からの経験であるところが地に足が付いてて良いです。チートといえば良すぎる主人公の顔のよさを利用して後に従者となる子に圧をかけたとこくらい?

 

妹が可愛くて守りたくて蝶よ花よと褒めまくりながら育てるけど、いけないことはきっちりといけないと言って指導する…こんなの、絶対お兄ちゃんになってほしすぎるよ!!そりゃ王子もお兄ちゃんになってほしいって思うわ!

 

主人公が途中で謹慎を言い渡されてショックのあまり何もできなくなっちゃう場面があるんですが、あれ…わかる。つらい。わたし自身いろいろ取り組んでることとかあるけどそれの成果が実感できないのは本当に苦しいしツラいもん。そこめっちゃ感情移入して読んじゃった。

だからさ、新しい可能性が見えて成長ifの絵が出た時ちょっと泣きそうになっちゃった。努力が実りそうで。

 

それにしても粉じん爆発と水蒸気爆発が嗜みだったり浪漫だったりするだなんてわたし初めて知りましたよww

 

ただ…主人公がお兄ちゃんだったらいいなと思う王子、主人公の妹と結婚するっていうフラグが立ちあがってしまった気もするね…?