感想:「悪役令嬢の兄に転生しました」3~4巻
出た!ついに出た!!ww
過去記事(1~2巻感想)
作品情報
原作: 内河弘児
漫画: よしまつめつ
出版: 秋田書店
レーベル: ヤングチャンピオン・コミックス
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感想
ついに出た!
前世である日本人の記憶を宿したヒロインの登場!
モノローグ全てオタク語というヒロイン、これは確かに女性向けレーベルに載せるのにはあまりにも女性読者から嫌われそうでできないわー!なるほどこの作品が男性向けにカテゴライズされている理由がちょっと見えた気がします。
そんな濃ゆいキャラクターが攻略対象の一人であるイルヴァレーノくんとのイベントが起きずに戸惑い、この作品の主人公であるカインくんはまた少しほっとできたんじゃないかと思う。とはいえ、シナリオの強制力がどこまで影響するかだよね。
両親の目にも余るシスコンを患う主人公カインくんに未曾有の危機到来。妹と秘密の約束をするに至るんだけど、その秘密のために自らを律し己を鍛えていく悪役令嬢のかっこよさよ…!
一方のお兄様(主人公)、めっちゃくちゃしぶしぶ留学するんだけど寮で同室となったのが留学先の国の王子。彼が主人公の妹にしでかすわけじゃないけど、王子の弟によって悪役令嬢が幸せになさそうな人生を送ることになるルートはあるからと彼らに目を光らせようとする主人公はさすがだぜ。とはいえ、肝心の第一王子の恋愛偏差値の低さと言ったら…!見たところ両片思いっぽい様子ではあるんだけどいかんせん鈍感だわ、言葉も足りなさすぎるわ。王子の弟すらドン引きするポンコツっぷりが今後どう物語に影響するのか…!早く次巻が読みたい!