ばにらんぶん

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感想:「わたくしのことが大嫌いな義弟が護衛騎士になりました」1~2巻

むねきゅんしすぎて胸が苦しい…!

作品情報


原作: 夕日
漫画: 汰田羅おい
出版:  KADOKAWA
レーベル: FLOS  COMICS

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感想

誇り高き貴族としての矜持を持ち、自分を厳しく律し、さまざまなことに励む主人公。彼女に「弟」が突然できたことで物語が始まるのですが、この弟が主人公に惹かれ超べったり。だけど当の主人公はそれに気づかない。めっちゃ好意をアピールしていても「おかしな子ね」とまるで気に留めない!気の毒ww

 

主人公もとても聡明で素敵。

1巻最後の方のエピソードで主人公はヒーローを守りケガを負ってしまうんだけど夢うつつの中聞いた情報を元に真実にたどり着く。その真実は父親が「あえて」隠していることも看破してその意を汲んで行動するところなどマジでかっこいい。

 

胸キュンとしては、もうずっと主人公に想いを寄せている一途さ、気付かれずにスルーされてしまう鈍感さに歯がゆい思いをしながらも彼女への気持ちを少しずつその行動に込めているという純愛っぷり。

もうね、いい!!胸キュンで心臓止まりそう!!!

 

ヒーローにとってはライバルになるんだけど、主人公の婚約者候補も主人公に想いを寄せているみたいで、積極的な行動が散見されてこれはこれで萌える。その積極的な行動を疎ましく思いできることなら排除したいと考えているヒーローに萌える。

 

そんな中、通い始めた学院で主人公の護衛のはずのヒーローが王女の要望で時々連れ出されてしまう…ああん、あんまり頻繁だと主人公が妬いちゃうよーという心配もしつつ。ヒーローは王女を利用しているフシがあるけど、主人公はモヤついてるから…一体どうなることやら。

主人公がヒーローにときめいてしまうところがまたきゅん要素なわけなんだけど、自覚してくれる日が早く来るといいな。