新刊で3巻がきましたー!!
前巻2巻の感想はこちら。
作品情報
原作: 江東しろ
漫画: 蘭らむ
出版: KADOKAWA
レーベル: FLOS COMIC
リンク
感想
王子、ぐいぐいいくのいいんだけど、主人公のその性格に助けられておきながら(自覚あるとはいえ)それはねぇよって思った。王子の立場とか考えは理解できるかもだけど、お前がそれ言っちゃう?感が…。
主人公のお父さん、王子を突っぱねてくれてよかった。価値観がちがうの、苦労するからね。うん。
さて。
主人公を身を挺して守り、瀕死の重傷を負って死線をさまよっていた元夫。(※現在未婚)
とにかく目の前のことに一生懸命対応してしまう主人公。たとえそれが偽善と思われようと構わない。表面は穏やかで優しいんだけどその実けっこう直情的なんだよね。だからこそ、とは思うんだけどまさか。
まさか、ユリウス(やっと意識取り戻して会話できるようになった直後)に直接、お前は元夫だと尋ね、しかも彼もその通りだと答えるという展開になるとは思わなかった!!
ユリウス氏、めちゃくちゃ誠実だと思うよ。そもそも主人公がうそつくな、教えろと迫って意を決してちゃんと伝えて。絶許な主人公の気持ちを汲んで何一つ言い訳せずに彼女の言葉一つ一つを受け止めてさ。いや、ユリウス氏が後に知った長年渡る虐待やその他のことを胸に刻んでいる今、ただ今世の彼女の幸せだけを願ってるんだろうなと言うのが伝わって…。
わたし2巻の感想で王子派とかいって浮ついててごめん。応援するわユリウス氏。主人公が幸せになることをお前が望んでるっていうことが彼女に伝わるといいな。
主人公との再戦、楽しみだよ。
多分無意識にもう少し今のユリウス氏と話してみたいって思ったんだよね。今世は二人とも救われろー!