感想:「外科医エリーゼ」11~12巻
今回は皇太子が非常に不憫な11巻・12巻の感想です。
前回の感想はこちら。
作品情報
原作: yuin
漫画: mini
出版: KADOKAWA
レーベル:FLOS COMIC
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感想
自分のことにはとことん鈍感なワーカホリック主人公。ベストオブ医者の不養生。そりゃあね、休めって思いますよ。みんな思いますよ。医者の前に貴族令嬢ですよ。でもね、そんな頑張りすぎだからこそ、今回の「誘拐」がいろんな人の協力で成り立ったんだろうなって思って。
お出かけ中、皇太子が行けそうな気がするって思って行こうと思ってダメになるパターン、あの「スン…」って感じの表情がめっちゃ面白かった!いやあ不憫すぎて不憫フルスイングで面白すぎた。
まあその他のタイミング、皇太子がすっげ幸せそうににこにこしているところは(読者にとって)非常に健康によかったけど。
主人公と一緒にいてしあわっせそーに笑んだ顔から一転。
皇太子の闇…むしろ病み??
過去?未来をる主人公もそれを憂うけど、長年抱いてきた皇太子の復讐心が簡単に消えるわけないもんね。
政敵同士の決闘で二人とも瀕死だったのが主人公のおかげで助かったのもすげぇご都合だとは思うんだけど、思うんだけど!!心臓の中の細かいパーツの名前が「へー、こんなのあるんだ!」って非常に興味深かったので不問にしますw勉強になるね。
そして式典の最中に皇帝が倒れた事件…本当に客観的にはただの毒殺にしか見えない状況。みんなが毒なんて盛ってないっていうし実際毒ではない身体反応だっていうことだし…とサスペンス的に手に汗握りましたね!
12巻でその原因がはっきりとわかって取り除けて、おかげで投獄されていた皇太子の疑いも晴れるだろうね。よかった。