感想:「治癒魔法の間違った使い方~戦場を駆ける回復要員~」14~15巻
探すのをやめたら見つかる的な。
こだわっていたことを手放すことこそ必要だという…簡単ではないよね。
前回の感想はこちら。
作品情報
原作: くろかた
漫画: 久我山レキ
出版: KADOKAWA
レーベル: 角川コミックス・エース
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感想
ヤバい力を手にした者を相手にした戦い。
住民のほとんどは避難しているから新たな人的被害は出ないとはいえ、それではカロン本人が救われない。
今回はミラアークの関係者らの心をどうにかすることが鍵だったのかもしれない。治癒の力って物理的なものにとことん効果を出してきたけど、ココロにつける薬はないし、例えば「心が折れた」ってなったときに折れた心を治す魔法はないだろうしね…疲労回復程度でさ。
女王にはずっと竜が支え続けてくれたから闇落ちすることも、腐ることも、逃げ出すこともなく玉座にありしかも結界を張り続けることができているけど、レオナにはそういう存在はいなかったからな。元々はいたのかもしれないけど、今は最小限の人間だけだし。自信のなさとプレッシャーは相性悪いよね。そんな状況をひっくり返しに行ったのはさすが主人公。
竜の意外な過去はちょっと…すごかった。
どうしても子孫を止めることができなかったと懺悔のような彼のことば。かつて愛した人の面影が見えて実行できなかったのは彼女へのの想いがまだ薄れていないって思えてぎゅううんってなった。
それにしても主人公、肉体も精神もものすご強いな。
心の強さをローズに認められたくらいだもんな。
これでひとまずは決着したことだし、このあとのミラアークに人が戻って活気あるところを見たいな。そんで、ちょっとメンタルもろい英雄の心をカロンが支えてあげてほしい~。