いよいよ、物語の核となる部分が明らかに!
エリスの聖杯とは。
スカーレットの処刑がリリィの手に余るような処刑劇となったのはなぜか。これまでの事件が全て意味と意図を持っていたことが明らかになる背筋ゾクリ回。
スカーレットの父親、どちゃくそイケメンであります。ありがとうございます!!
作品情報
原作: 常盤くじら
漫画: 桃山ひなせ
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP
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感想
巻末のSS、マジくっそ泣きました。
まずね、それ。
一人で読んでて良かった。リビングでさめざめ泣いてるところ見たら家族に不審がられてしまうところでした。マクシミリアンの気持ちとか、妹への思いっていうか。そりゃ愛娘の愛称もレティにするわ。(滂沱)
さて、手札を揃えた閣下が、アドルファス・カスティエルのお話を聞くところから始まる、スカーレット処刑の真相。
原作既読勢として楽しみにしていた種明かしシーン、ほんとすごかったです。読後の満足感もモリモリでした。エリスの聖杯って、貴族の人間関係とか絡みとかしっかりしていて複雑ではありますが、コミカライズだとその人名とともに顔も出てくるから多分初見のひとたちも「あーあいつか」ってなってわかりやすいですし、見ごたえありました。
親世代の話、よかった。
アデルバイド国王、若いころそんなだったんだ!って微笑ましかったですし、パパカスティエルの若かりし頃の美少年・美青年っぷりマジでえぐい!
コニーちゃん、ほんと強い。
カスティエル公爵との面談で、非現実だけどコニーちゃんが「相棒」とする人物にひとりだけ思い当たるところがあって、そしてまんまと「昔くらったことがある」顔への攻撃…。カスティエル公爵、きっとダメさを自覚したし確信したなw
そしてSS読んで滂沱、と。