ばにらんぶん

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感想:「そうだ、売国しよう~天才王子の赤字国家再生術~」14巻

なんだかんだ言ってさ、フラーニャって天才王子の妹じゃん。

ウェインとは全然違う才能を備えていて「お兄様のため」ってしっかりとした目的意識を持って自分を磨いて才能を伸ばしてるのすごいよな。可愛い顔してマジで怪物。

vanilla-mocha.hateblo.jp

 

作品情報


原作: 鳥羽徹
漫画: えむだ
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!

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感想

各陣営の弱みを徹底的に洗い出す…恐らくそんなことはマンフレッドもやってきただろうことだけど、マンフレッドには手にできずロウェルミナには手にできたあのディメトリオに対する「切り札」…えぐかったな。使いどころがさ。もちろん、何か決定打はあるからロワはウェインをハメたはずなんだよね。既に単行本12巻ラストの時には既に三兄弟どいつもこいつもを蹴落とすための切り札をロワは持っていたわけだよね。ま、誰でも叩けばホコリは出るもんだしな。今回使わなかった対マンフレッドや対バルドロシュの弱みはまだ持ってるはずだし。二人とも今回の内乱ではまたいろいろと業を重ねてしまっただろうから、ホコリもいっぱいだろうしね。

 

生い立ちを考えたらディメトリオも可愛そうなもんだけど、いかんせんそれまでの彼のやり方がお粗末すぎたからな。ロワほどじゃなくても上手く立ち回ってそこそこ誠実にやってれば、ほぼほぼ最初からすんなり皇太子になれたと思うんだ。まあ、仕方ないね。

 

ことここへきてウェインの策の非凡さがすごかった。

12巻で内心真っ青になりながらハッタリ笑顔でお茶飲んでた時からこれを終局の一つとして見据えてすごい。好き。かっこいい!

 

でだ。
帝国の件、きりが付いたと思ったら今度は西側…レベティア教。

魑魅魍魎妖怪魔女マジで入り乱れてるからな…そもそもなぜウェインが招待されたんだろう。

ハラハラしそうな予感~。