ばにらんぶん

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感想:「ウェルベルム-言葉の戦争-」8巻 ※ちょっぴりバレ含

真相にたどり着いたケイジきゅん。

なるほどああ見えて真面目ピュアリアリストなキョウくんにはそりゃあの真相には辿り着かない。ケイジくんああ見えて柔軟だもんな。

 

vanilla-mocha.hateblo.jp

 

作品情報


原作: 花林ソラ
漫画: 伏見航介
出版: 小学館
レーベル: 裏サンデーコミックス

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感想

戦い、苦しかった。

ケイジきゅんが賭けに出まくってたってところで既にもうギリギリの戦いって感じだったけど、船に乗る前から既に手を打ってたところなどはさすがだった。騙されたw

いきなりネタバレになるけど、ハピエンで本当に良かった。

「先天的」能力者っていうのがそこできますか!!っていうね。

 

他のみんなが忘れていても、りりかちゃんだけは覚えていてくれてるっていうの非常に嬉しかったね!ケイジきゅんの「願いを叶える」直前のシーンは尊くて泣きそうになったよ。所詮わたしは男女カプ厨ですよ、ええ。

 

あとがきのところの、演出とかも素敵だった。

原作者様のコメント、作画様のコメント。ページめくって「おおっ!」ってなったもん。こういうちょっとだけ裏側が見える仕掛けほんと好き。

それから、表紙カバー下?あのイラストのキョウくんにじーん……ってなったね。優しい。かわいい。横にいるコトハちゃんもかわいいんだけど、後ろにいるオカン(沖きゅん)、さすがです。

 

マンガワンで読んでいたからお話はわかっていたので、こういう単行本ならではの楽しみがあるのは嬉しいね。

 

でもさ、正直なところ。

ウェルベルムで一番面白かったのは原作者様によるコミックスPRの雑コラかな。今でも時々見返してはニヤついちゃう。

 

そういえばケイジきゅんはまた小説を書くのかな。

壮絶な戦い以外にも、心を開かせた人間を知ることになったわけで、そんな人生経験を経た彼の作品はきっとすごいものになるんだろうね。