ばにらんぶん

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感想:「難攻不落の魔王城へようこそ~デバフは不要と勇者パーティーを追い出された黒魔導士、魔王軍の最高幹部に迎えられる~」9~10巻

感動にしろ怒りにしろ、人の感情を動かすっていうのは難しい。

妹の気持ちがお兄ちゃんに伝わったみたいでよかった。

vanilla-mocha.hateblo.jp

 

作品情報


原作: 御鷹穂積
漫画: 蚕堂j1
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP! 

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感想

9巻すごく盛りだくさんだった。決勝に、兄妹の決着に、親友の謎アバター、そしてクソガキww

いやぁあのクソガキさんすごかったなぁ。わからせてやりたいタイプっていうの?でもどこか飄々として謝ることもでき、相手の視点に立つこともできる。それが10歳?人生何周目だよ…。いきさつがどうあれ、主人公をやめさせた側の人間であるフェリクスにも堂々と主人公をめぐって宣戦布告?みたいな??なにそれアツいな!!

って、親友フェリクスさん、何で魔物っぽいアバター作ってらっしゃるんですかそろそろ一緒に戦いたくなっちゃったんですね。この子ほんと、主人公大好きだなーww主人公にとっては親の顔より見たフェリクスなんだろうから、彼が仲間にきたらそれはもう適材適所のとこを任せるだろうな。楽しみ。

 

10巻は10巻で濃ゆいキャラ集まったわね。

「絶世の勇者」エリー、可愛くて強くて傲慢でどちゃくそ仲間思いで、それでいて白魔法・黒魔法にとても思い入れのある人物。この在り方って、主人公の考え方と相性よさそうだし多分そのうち言葉なくってもお互いの事わかりそう。そういう意味で固い絆の「仲間」になりそうだなって気がした。主人公の魔力がスッカスカなのも、エリーさんには見抜かれていたしね。傲慢に見せかけて観察力も分析力もある。どうするよミラさん、強烈強力なライバル出現じゃない?!(まあ大丈夫か)


魔力の補充っていう重大な問題をどう解決するのかな。