ばにらんぶん

読んだまんがの感想を800字以内で書いています。

感想:「王子様なんて、こっちから願い下げですわ!~追放された元悪役令嬢、魔法の力で見返します~」 ※ネタバレ含

強い女子は憧れ。どん底になっても「自分が生きていることこそがあいつらへの復讐」と決して生きることを諦めない誇りの高さ。かっこいいです。



 

作品情報


原作: 柏てん
漫画: 春原まい
出版: キルタイムコミュニケーション
レーベル: コミックブリーゼ



感想

「母娘ともども国外追放とする」

から始まる苦労の日々。公爵家の娘がこれまでのような生活とは真逆の環境で(現状を受け入れられない)母を助けながら非常に大変な思いをして生き抜いてきた。ここで主人公の対応力の高さ、諦めなさ、強さが伝わってきます。

そもそも事の起こりは身の回りのすべての男たちを意のままに操る義理の妹。

1巻の終盤でそれは魔女の「魅了」のせいだと判明するが納得できるはずもない。

 

隣国へ逃げ込んだ先で、その国の王子と再会。(ただしこの王子、主人公の国へ留学していたため義妹の魅了にかかっていた)理由はわかった。事情もなんとか飲み込んだ。だがな、土下座して詫びたからといって、それで赦せると思ったかバカめ。

始まってもない恋愛に未練ったらしいし詫び入れながら泣くし、クソ面倒な王子だな。強くてかっこいい主人公には釣り合わん。わたしポンコツは好きだけどこれは無能、だいぶ違うwほんっと主人公に全面同意。タイトル通り「こっちから願い下げ」だよ。

 

変わって、守護精霊。

初登場は主人公の言う通り「毛玉」そのものだけど、日に日に大きくなり、やがて本来の姿を取り戻す。ついには人型!(ショタ)

かわうぃーね!主人公に一途で。ずっと守ってきたんだって。これからもきっと守ってくれるだろうよ~。無能王子とは違ってな!

 

しかし主人公を追い詰めた隣国のクソ魔女退治のために主人公が魔法の修行をしなくちゃならないだなんて、納得いかないなぁ。

 

さてさて2巻ではどんなふうにお話が動くのか、気になります。

 

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