ばにらんぶん

読んだまんがの感想を800字以内で書いています。

感想:「落ちこぼれ魔女と恋を知らない天才魔術師」3巻 ちょいバレあり

エクストリーム胸キュン。

 

 

2巻の感想はこちら。

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作品情報


著者: 飴降あめり 
出版: 一迅社
レーベル: ZERO-SUMコミックス

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感想

2巻で登場していた彼女=カレンの再登場とは思わなかった3巻。
諦めてなかったんかーい。ほぼフラレてたよね。自分とのデート中に彼が買った品は自分のものとか、もう非常に頭おかしいわ―!怖っ!ディーくん、清々しいほど相手にしてないっていうのに…怖っ!

しかもさ、主人公をはめようとして能力や家柄も満載でやってきてたのに、結局何も手に入れられないどころか身の破滅。もったいないことだなぁ。おうちの、っていうか母親の呪いみたいなのにがんじがらめになっていたからカレンがその呪縛から逃れようと思ったらこのくらいの事件が起きないと難しいかー。
主人公が彼女に肩入れしていたのは、主人公がもし銀髪のままならあり得た未来だった…っていうことで、そうか、もう一人の主人公だったのかと納得はいった。そして、もしそのままなら絶対にディーくんとの未来はなかったのだろうね。

 

さてそのディーくん。

「あとで勘違いだったって言われたら立ち直れない」

いいね!あー!もう!!その戸惑い、こみ上げる嬉しさをこらえ油断せずにいようとするその姿勢。ひとたまりもないよね!!

直後の、覚悟を決めた主人公の攻勢もよかった。

それに触発されたディーくんの振る舞いは完璧だった!期待通り!いいね!興奮している様が非常によかった。ま、少女漫画だから生殺し確定なのでそこま気の毒だなってww

手袋を外したところはかなり尊かったね!尊かったよ!!

 

めでたし、って思ったら厄介な事件が!

ていうかカレン、おま、ちょっとトラブルメーカーすぎん?

(いやでもこのタイプ、作者様にはすこぶる好かれそうだw)

感想:「魔法科高校の劣等生 師族会議編」6巻

 

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作品情報


原作: 佐島 勤
漫画: 竹田羽角
出版:  スクウェア・エニックス
レーベル: Gファンタジーコミックス

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感想

大東亜に見限られたグ・ジーとその陰謀、予想外の日本国内の情勢とUSNAの思惑。ちょっとコミックスとしては説明のボリュームが多くなってきたけどそれだけ事態が複雑化してるってことか。
テロを企て、マスコミを煽り、十師族だけでなく魔法師そのものの存在すらその世論でもって追い込もうという…すごいな。もう、ここまでの悪者はなかなかいないよ。

現十師族の各当主のみがテロ事件のように狙われてるだけならお兄様も依頼以外はフーンなんだろうけど、ここまでの大掛かりになって魔法師を見境なく狙うんだから深雪さんへのリスクも増える一方だし…お兄様が個人的にぶっ潰したくなる案件だよね。1年生4月の事件のように。

 

それはともかく、ヤミちゃんの美少女っぷりはお兄様も感心するほどっていうのがね!じわじわくるね。

あやこさんのあの服、ただ可愛いだけじゃなかったww

 

4巻の最後で藤林中尉が千葉次期当主に電話かけてまで案じてた件、側近の稲垣くんには影響が出てるのに気付いてないの不穏すぎる…。もう足かけ3巻分頭痛を患ってるのに気付け千葉警部ー!家帰って休めとか言ってる場合じゃないぞ!!

 

魔法科高校で学園ものらしさをこれでもかー!と押し出すイベント。

バレンタイン。

「義理チョコ」っていう文化が第一高校にもあるなら、お兄様がたんまりチョコもらってもこれはこれで仕方がないと思って昨年同様人気投票の一つくらいに軽く考えていただきたいものだけど…1年前とは立場も思いも変わってきているからなかなか難しいか。受け入れようと頭では考えても気持ちまではどうにもならんしな。

ケントくんはチョコもらったのかな…ソワァ

感想:「『死んでみろ』と言われたので死にました」 2巻

このまんが、ヤバイぞ!!

まさかまさかな過去や心情が明らかに!!。

前回の感想。

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作品情報


原作: 江東しろ
漫画: 蘭らむ
出版:  KADOKAWA
レーベル: FLOS COMIC

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感想

何度も主人公のピンチに駆け付けてくれてた黒騎士ユリウス(主人公の過去の人生では夫だった、「死んでみろ」言った奴)。彼の過去や想いが明らかになる2巻。主人公の前の人生でなぜあのような態度だったか、どうして現在は主人公に好意的な態度を示し危機を救うように現れるのか。そのあたりが明らかになると同時に「おまえ…!(ブワッ」ってなりました。

諸悪の根源は姑やんって思うけど、それも呪われた一族だっていうことを姑さんが知ってからおかしくなったんだから、姑さん自身も気の毒な気も…するにはするけど、後に明るみに出た内容が酷すぎたもんなー。

ユリウスが時折見せる主人公への想いにはちょっと胸キュンきて困ったもんだ。

 

わたしはさ、ベッタベタに甘い笑顔を貼り付けて主人公に首輪付けて繋いじゃうような腹黒王子エドワード応援派なんですよ。攻勢に出るたび「いけー!!」って応援してますよwどうやら国王もそれを応援してるみたいで、デートの後押ししてたしな!いいね国王。わたしと同担じゃんwあーん、主人公を見る優しげな目(でもその奥には獲物を狙うハンターのような瞳)がたーまーらーんー!!ちょっと旗色悪い気がするけど、頑張れ王子!!

 

ただなー…ほら、わたしがめっちゃ応援したところで、元夫との間には息子もいたじゃん?もしエドワードルートに進んじゃった場合、息子リアムくんが誕生しないことになって彼が母の死後に夢想してた願いが叶うこともないってなるとそれはそれで可愛そうだなぁって思って。

 

あー、うん!がんばれエドワード王子!

感想:「ウェルベルム-言葉の戦争-」6巻 がんばってネタバレ避けてるw

もう、キョウくんが、キョウくんの気持ちが痛々しい…。

 

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作品情報


原作: 花林ソラ
漫画: 伏見航介
出版: 小学館
レーベル: 裏サンデーコミックス

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感想

キョウくん、壊れそうな危うさがずっとあったよね。ケイジきゅんと話せばすぐにわかりあえるんじゃないかって言う期待の裏返しが大きすぎたんだと伝わってくる。

ケイジきゅんに心情丸裸にされたキョウくんが後悔と罪悪感で向き合えなかった過去の事件を「引き受けなきゃならない」ってなったときの、本来のキョウくんが垣間見えたところ辛かった。他に方法がなければどうにか向き合うしかなかったんだろうけど、残念ながら力に恵まれてしまったからそれを奥底に閉じ込めたままにしてキョウくん自身の気持ちもこじれてしまっていたのもすごく悲しい。

もちろんそれで許されるわけじゃないんだけど。

 

キョウくんによって失われたものが正月さんによって繋がることになったとこは、ケイジきゅんが孤独にならなくて良かった。そもそも、あの子が助かっていて本当に良かった!!ていうか、悪運強くて度胸もあって空気も読める!最高だよあの子!!

セントラルt…じゃない、銀座タワーがボロボロだぁ。(ロケ地名古屋なの嬉しい。キョウくん地元名古屋なのかな。名古屋弁喋らんかなw)

 

パスワードポイント、少しだけ謎判明。

情報を突き合わせて1巻に出てたケイジきゅんの「チュートリアルの謎」につながるっていうのすごすぎる。こんな伏線回収ある?!って驚いた。

 

戦後の、沖くんのこと…トリハダ。

動詞の力ってヤバすぎるにもほどがあるよ!これ、人間の力で対抗とかできるようなものなの??不可逆のことをやってのけてるわけじゃん。でもその効果が無くなったとき再び…って残酷すぎる。

で、まさかの事態発生。そんな…!!

 

次巻早く!!





 

感想:「死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(ただし好感度はゼロ)」4巻

すれ違いと勘違いでたいへんなことに…。もどかしいー!

作品情報


原作: 六つ花えいこ
漫画: 白川蟻ん
出版: KADOKAWA
レーベル: FLOS COMIC

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感想

オリアナちゃんの誕生日プレゼントに「ヴィンセントの来訪」を持ってきたミゲル。ミゲルはヴィンセントの行動をうまく操るなぁ。

ヴィンセントはオリアナちゃんの想い人が「ヴィンス」って思っちゃってるから、この世のどんな男よりも強いライバルだよね。けど、それはもちろんヴィンセントは言わない。オリアナちゃんは「ヴィンセント」には嫌われているって思いこんでるから「迷惑かけないようにしないと」っていってむしろ距離を取ろうとしていたりすらするし。

ほんの少しのかけ違いなんだけど、ずっとずれたまま。恋のピント合ってなさすぎ。んんん両片思い!

だけどオリアナへの気持ちを抱えるヴィンセントは自分の気持ちをオリアナちゃんには伝えられないし…。

でもさ、オリアナを見る目の優しいこと!

彼女の髪に触れた手の名残惜しそうなこと!!

あーん、きゅんきゅんする。

 

ダンス練習会の女子たちの行動を読んだりすることはできるのに、オリアナちゃんの行動や意を汲むのができないときた。次期公爵よお前はなぜに一番大事な人にポンコツなんだー!!

いやでも、他から見たら多分ヴィンセントが断りまくってるのはオリアナちゃんのためだってのはモロバレだし、遠回りしてるの当人たちだけなんだよなぁ。

 

ヴィンスとヴィンセントが被って「踊ってくれないか」のとこ「踊るんだろう?」ってなってるとこに彼の不器用さが垣間見えたし、オリアナちゃんがちょっとだけ感じ取ってくれたの良かった…!

 

 

サブキャラであるヤナとアズラクの二人もなんだかざわざわしていて。今回のオリアナちゃんは二人にヤキモキするんだけど、アズラクが…なんだかややこしいことになってきたね。