ばにらんぶん

読んだまんがの感想を800字以内で書いています。

感想:「家から逃げ出したい私が、うっかり憧れの大魔法使い様を買ってしまったら」1~2巻

現時点3巻まで出てるけど、まず1~2巻た。

散りばめられた胸キュンが時々痛い~~!

 

 

作品情報


原作: 琴子
漫画: 鷹来タラ
出版:  スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスONLINE



感想

1巻冒頭で多分物語の最後が描かれてる作品。そしてタイトルも結末までの最短距離を語ってる感じ?

でもね、最後が想い合う二人がどうやら再会する…しかもヒーローの方が主人公がそれと知らずに知り合った「大魔法使い様」だということも察せられるんだけど、でも何のことだかサッパリわからない。

 

ということで物語はきっかけから辿って行ってくれるんだけど…大魔法使い様(推定150歳以上)どうやら何かの呪い?で少年の姿になってしまったようで、主人公とは最悪の出会いを果たします。チョロい主人公をたぶらかし(?)、命の危機を脱した大魔法使い(少年)はお花畑脳を持つ主人公からとても気に入られ「好き」「大切な人」と下心のない口撃を受け続け、少しずつ主人公のことを思うようになって…ある日でっかくなっちゃって!ティーンエイジの少年相当の姿に。

そして読者のわたしは思うわけです。

あコレ、想うと解ける系の呪いだ…と。

まっすぐでお人よしの主人公を放っておけないようになってしまった大魔法使い(学生)は、少しずつ少しずつ主人公への気持ちが育って行ってて、エピソードの一つ一つに胸キュン。

正直、第三王子推しのわたしとしては心から第三王子を応援したいわけですが、物語の最後には大魔法使い様が主人公を迎えに、助けに来るわけで。そんなライバルの存在自体が大魔法使い様の嫉妬心を引き出すことになってるのにも胸キュンだし、呼吸しづらいのでほんと何とかしてほしい。遠からず、また近いうちに大魔法使い様(学生)の姿が成長しそう!!

 

リンク



感想:「転生賢者の異世界ライフ~第二の職業を得て、世界最強になりました~」20巻

わー、いつの間にか20巻かぁ。

学生編の続きです。

前回の記事はこちら。

vanilla-mocha.hateblo.jp

 

作品情報


原作: 進行諸島
漫画: 彭傑
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!



感想

おかっぱ・イケメン・主席・校長の孫・一人称=僕…と何拍子も揃ってるテアフ君。いいね、非常にいいです。大好きです!!

目立たずひっそりと学園生活を送ってさっさと自主退学したい主人公にグイグイ絡んでいくのも笑っちゃうww「こいつと同じクラスはいやだな」って主人公の願いはことごとく裏切られ、しかもペアまで組まされてwwしかし「僕と組むのは嫌かい?」と言われ「面と向かって言われるとそうだと答えにくいな」と思ってしまう人の好さwいやまあ、確かに言いにくいwwわたしでもきっと同じ状況なら答えをはぐらかしちゃいそう。


三平方の定理、あんなでかい船作れる世界なのに発見されてないっていうのが驚きだね。三平方の定理を使わずに解くやつ、中学受験とかで出てきそう!そっちの方が難しいよ。いや待てよ面積から正方形の一辺求めるって、算数知識でどうやってやるんだ?どうしても中学数学(素因数分解)必要になっちゃわないか??うーん。

 

主人公、結局剣術もスキル頼りになってるけどいいのかな。

以前基礎学べたら…的なことを言ってた気もするけど…今さらもう誰も教えてくれはしないかぁ。

 

さて、いよいよ地獄と言われる林間学校が始まってしまった。

どうやら優秀な生徒には容赦なく試練を与えていくスタイルのようで。下位の生徒たちは素敵食材が当たって色めき立ってるのに、成績上位者の班のメンバーは主人公含めみんな石としなびた草とボロボロの調理器具で英気を養う料理を作るという無茶振りで20巻は終了。

これにどんな回答をするのか、主人公の行動から目が離せない~!!

 

リンク





感想:「アナトミア」2巻 ※ネタバレ含

待ってた2巻!

1巻の感想はこちら。

vanilla-mocha.hateblo.jp

 

作品情報


著者: 高城玲 
出版: 秋田書店
レーベル: プリンセス・コミックス



感想

それにしてもトト、思い切ったことをするなぁ。

身分はないし策もないしで、普通なら絶対レニー処刑ルートだったよ。

ロレンツォ氏の無言の行動がまじすごい。「常に複数の対策を講じリスクを分散させろ」とトトに言った事は、きっとロレンツォ氏が普段から心がけていることなんだろうね。ロレンツォ氏は今回の件についてレニーのことを一度も悪しざまには言ってない。この時代の人間のやりそうなことをよくわかっていたからなのかも。

 

ケガひどいけどなんとか命拾いしたレニー。交渉条件だった令嬢の絵を描くのをしぶり最終的に「君も一緒に(中略)つきあえ」て、トトに甘えまくりだな。

初めてトト父と会ったレニーは身なりもボロボロだったけど、2回目の時はしっかり身だしなみを整えてトト父に挨拶に来たから話を聞いてもらえて…って何実家訪問してんだ…あれ?どういうことだ?(大混乱)

 

トトはロレンツォ氏の件で言葉の裏側にある人の気持ちも考えられるように。親子関係は仕事が原因で不調だったけれど、父がいつでも息子を心配していたことを理解し「荷物をまとめて出て行け」の、父親の言葉の本当の意味を察した「愛しています 父さん」には泣いちゃいました。

 

初登場のミケ少年は、これまたとんでもねぇ芸術の才能を秘めたお子で。

たぶん同族嫌悪なんだろうけど、レニーとしょっぱなから対立モードw少年への容赦のなさが大人気ないぞ。ていうか、ミケ少年…主人公に「いつかフィレンツェで一番の画家になってお兄さんを迎えに行く それまで…待っててくれる?」って何それプロポーズかよ待てよ。(大混乱)

 

2巻巻末!

むちゃくちゃ物騒!血の海なんだけどー?!

 

リンク

感想:「この音とまれ!」3巻

1巻ずつの感想を書くシリーズ。今回は「この音とまれ!」3巻です。

前回2巻の感想と、以前書いた1から6巻のまとめ感想

vanilla-mocha.hateblo.jp

vanilla-mocha.hateblo.jp

 

作品情報


著者: アミュー 
出版: 集英社
レーベル: ジャンプSQ.

感想

いよいよ全校生徒の前での演奏。

弾きながら、過去を振り返るチカくん。

自分を粗末に扱ってきた孫に掛けたじいちゃんの言葉。じいちゃんは何があっても愛くんの味方で有り続けたからね…。

誰に届けるか、何を届けるか。


龍はあの世とこの世を繋ぐ存在とも言われていて、その龍を模したと言われる箏で思いを乗せた演奏!

泣いた。何回読んでもまだ泣ける。

 

さとわさんの機転で、教頭がごねる余地をなくし、箏曲部は無事に存続が決まって、改めて目標を全国大会への出場に据えることとなりました。んー!青春!

 

箏曲部の面々に初めて顔を出す顧問・滝浪。

たけぞー先輩の天敵みたいな人物ですが、はてさて。

 

熱出して休んださとわさん宅に、チカくんを差し向ける担任!ひでぇw

なのにチカくん、ちゃんとおうちを探して行くし、看病するし、たまごがゆまで作り置きしちゃうって、もうすでにチカくんの器用さが全方向に発揮されててじわじわきましたね~。そりゃもんじゃ「黙って食ってろ」なりますね。

しかし、病人を一人にしておけない、と部屋の外で待機してたのはホントすごい。

ここでこっそりさとわさんの「あの曲」の演奏DVDを見て衝撃を受けるチカくん。彼女をすごいと再認識したと思う。

 

この3巻でヒロ先輩が登場。

人間関係が壊れていく様子を楽しむという最低な趣味を持つという彼女は初日から早速仕掛けています。が、チカくんガードで退散を考えていたとき、彼女はとっておきのネタをゲット。箏曲部に迫る危機?

 

 

リンク

 

 

 

感想:「落ちぶれ才女の幸福」1巻

そもそもエリート女子で勤勉なの、憧れるよね。

しかしそんな彼女に訪れる試練!

そして危機!

 

作品情報


原作: 瀬尾優梨
漫画: えとう綺羅
出版:  KADOKAWA
レーベル: ビーズログコミックス



感想

すごいです。1巻だけでも波乱と平穏と怒涛。

努力している才女(しかも公爵令嬢)が、恐らくハメられて何もかもを無くし、国外追放までされてしまう。

恐らく、新人として現れた農民女がいろいろ仕組んだのだろうなと察せられるし出来すぎてて怪しいとすら思う。主人公から見たらいつの間にかみんなが農民女の思考に毒されて四面楚歌って感じだよね。清廉に生きてきたから姑息な手段も誰かを陥れるという発想にも至らない。

精霊の力を借りて治療するけど、その治療が行き過ぎると精神力が弱くなる。

これってつまるところ、それに依存することになるってことだよね。どいつもこいつも、ホネヌキになっちゃうよ。いや、ホネヌキになったからこそ主人公が追放されるまでに至ったのか。

 

新天地で不器用ながらも生きていく主人公は2年ですっかりたくましくなり、まるで別人というくらい吹っ切れていました。

農民女のことも「とんでもない子がいたなってくらい」だと立ち直っています。

マジか強いな。わたし、自分の経験は強烈過ぎてまだ立ち直ってないよ…未だに遭遇するかもしれない、ってだけで体調悪くなる…。

 

主人公の生活する場所にひょっこりと幼馴染の男性がやってきます。

彼女自身は2年前までの自分を高飛車で思い上がった女だったと振り返ります。勤勉で真面目で、苦手なことは他に頼ってもいい(けど自分でもある程度できるようになるに越したことはない)と話していた彼女を傲慢だったとはとても思えないんだよなぁ。

 

しかし、彼女を襲う状況は待ってくれない。

1巻巻末ではとんでもない事態に巻き込まれ…

って!超先が気になる!!

 

リンク