ばにらんぶん

読んだまんがの感想を800字以内で書いています。

感想:「異世界で姉に名前を奪われました」3~4巻 ※ごめん☆ネタバレあり

正直、どっちがヒーローなんかなぁ…ってなってた。

それも全部作者様の仕込みだったのか!

作品情報


原作: 琴子
漫画: NiKrome
出版:  KADOKAWA
レーベル: FLOS COMIC

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感想

めっちゃ笑ったシーンは3巻の「ちょうどケガしている者を連れてきた」。しかもちゃんと治療できてよかった!

 

この3~4巻はいよいよ主人公とノア氏、そしてお姉ちゃんが気付くという大切な巻。第一王子がなぜ偽セシルのフリをしようとしているのか。お互いに入れ違ってるカラクリは明らかになったけど、まだまだ謎が隠れていそう。

 

それにしてもイチカことお姉ちゃんが、どうしてあんな高慢な態度なのかは気になるな。主人公だって彼女の振る舞いに「こんな態度」って1巻の時に驚いていたし。

お父さんもお母さんも心配していることがわからない訳ないと思うんだけど…元の世界に帰りたくないのも、フラれたってことが関係してるのかもしれないね。1年前、異世界に来たばかりの時にちゃんとうまくセシルの心を向けさせたからイチカとして選ばれたのだろうし(ノアがそういってたし)。あとイイコちゃんっぷりが鼻につくのはよくわかるwただ、それもこれもきっと素直にそう振舞いたいけど今さらそんなことはできないっていうちっぽけなプライドを守るために拗らせちゃってるのかなぁって…。

ほら、アレルギーの話を覚えていて体を心配したり…悪い子じゃないんですよ!!ええもう、お姉ちゃん贔屓のうがった見方なのは承知してますよ、ええ。

 

主人公の姿に胸を打たれ、彼女が気になってくるノア氏。3巻ラストでまさかの!!そして返事をする主人公…。

以降、ノア氏のデレっデレになりまくった主人公への態度すごかった。全てのコマで主人公大好きオーラ見えるもん。

次巻はやくー!!

感想:「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」7巻 ネタバレ込

軍服の令嬢って、めちゃくちゃかっこいいな!

30話の扉絵、姉上がわんこ撫でてるところ、椅子とかでなく雑に切株に腰掛けてるとこも、わんこが足の間にいるところも最高です。

前巻までの感想はこちら。

vanilla-mocha.hateblo.jp

作品情報


原作: 永瀬さらさ
漫画: 柚アンコ
出版: KADOKAWA
レーベル: 角川コミックス・エース

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感想

くま陛下、ターミネーター的な恐ろしい兵器だったんだな…そのターミネーターを咥えてぶん回して敵をなぎ倒すソテー…お前もう、鶏越えてるよ…別の何か生命体だよ…。竜妃それ、現場を目撃してないから的外れな褒め言葉と労いをかけてるけど、真相を知るみんなの顔よww

黒竜(メス)との対話が成立して良かった。て、あの卵、まさに竜帝のマインドそのままだな。って、あれか。卵は竜帝の心の栄養反映する感じなら、竜帝は10年もの間全然心が成長していないっていうことか…。

いや、あの外見で心は幼児~児童ってなかなかアレだな。いやしかし仕方ないか。誕生日の度に王位継承権を持つ者がどんどん死ねば、誕生日を越したくない…成長したくないって思っちゃうのかもしれん。自分の事はどこまでも後回しにするもんなあのイケメン。

 

竜帝の叔父によるクーデター(女神の仕込み)だったわけだけど親切に答えあわせまで網羅。いやまさか「正統な」竜帝の血筋が「そう」なっていたとは。キレ散らかす竜帝をなだめる、竜妃の説得がすごかったなぁ。多産の家系ならそら確かに10人くらいいけるかもしれないけど…オトコマエすぎるな、竜妃。かっこいい。

 

竜妃だけじゃなくてツンデレ弟妹溺愛系リステアード殿下のおかげもあり、やっとちょっとずつ愛されていることを自覚してそれを悪くないってなったか?ようやく心の時間が動き出したのかな。

ラストではついに…ついに殻に…!!

 

 

 

感想:「異世界で姉に名前を奪われました」1~2巻 タイトルのばれを少々

 

作品情報


原作: 琴子
漫画: NiKrome
出版:  KADOKAWA
レーベル: FLOS COMIC

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感想

年子で双子のように育った姉妹が、1年差で異世界にやってきて聖女と呼ばれ王族と結婚することになり…。

「姉に名前を奪われ」たって。異世界に1年早くやってきた姉が、誰からも愛される妹の振りをして過ごすため主人公である妹の名を騙ったせいらしい。主人公はとっさに姉に話を合わせてしまったため本当の名前を名乗ることができなくなってしまったというところから物語が始まる。

 

現代日本のシーンで、姉は男に囲まれているけれど妹は女友達がたくさん居てっていうシーンがあって。

冒頭には幼なじみにも妹はよくしてもらっていたし、姉は妹の人に愛されやすい性質が羨ましくて仕方ないみたい。現代日本では両親が憔悴するほど姉の行方を捜していたと聞いても全然本気にしていなかった…彼女もちゃんと人から愛されている人間なのにそのことが見えていないみたいでそこが悲しい。

人に厳しく接しているけれど、王妃からはどうやら何かの企みに利用されている様子もあり…。きっとそういうこともあり内心辛くて仕方がないのかもしれない。そのことを分かってやれそうな第一王子のセシルはあまり親身にはなっていないみたい。彼女自身が異世界のことに理解を示していないこともあるかも。ほんわりとして異世界のことに理解を示す主人公に惹かれているようで、そのことが姉の気持ちを更にざわつかせていて…。孤独だなって思った。

 

同様に孤独なのは第二王子のノア。

彼と姉はとてもよく似ていて、ノアが姉を嫌うのも同族嫌悪なのかなと言う気がしてしまう。そんなノアも主人公のひたむきさに気がついたみたいで…。

4巻まで出てるので、続きも読みます!

感想:「悪役令嬢の兄に転生しました」5巻 ネタバレ含

身につまされる…

よく「ママって全然褒めてくれないよね!」って言われるし。

人の好意に鈍いっていうのも思い当たるところがある…。

気を付けねばって、どきりとした。

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作品情報


原作: 内河弘児
漫画: よしまつめつ
出版:  秋田書店
レーベル: ヤングチャンピオン・コミックス

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感想

主人公の妹・ディアーナについている侍女サッシャが仲間になりましたー!

慎重に事を進めて来て良かったよね。人物を見極めて、周りから固めて、そして秘密を明かす。イルヴァレーノが心配していたような裏切りにはあいっこない、忠臣って感じの侍女に進化したっぽくていい。

途中の「ゴローコー」「遊び人ゴールデン」とかは「暴れん坊王様」とかはめっちゃ笑ったけど。なんでそんな、勧善懲悪時代劇に偏るんだww

 

主人公のオムレツうまそうだったなぁ。表とか裏とかのバイトで着実にお金溜まってるようだし、エピソードの裏側ではきっちり勉学に励んでいるらしいし、一時帰国や飛び級最短卒業も道が見えてきたよね。

 

でだ。

留学先の国の王子及びその弟。

弟くんの魔法を見てあげるところもよかったけど、ぶっつけ本番っていうのを全力で止めて練習見てあげるところもすごく良かった。そうだよね何事も一発でうまく行くってものじゃないもんね。主人公さすが!

 

ていうか、ほんと主人公万能だな。できることできないことはっきりと相手に伝えている所も含め。勉学・魔法については言うまでもなく、料理や女装・女性パートのダンスまでできちゃうってぶっちゃけチートだよ。

 

冒頭でも書いたけど、人の好意に鈍感…当たり前だと思っていてはいけないよね。誰からもそっぽ向かれることになっちゃう。うう、そこに甘えないようにしていこう。

感想:「わたくしのことが大嫌いな義弟が護衛騎士になりました」1~2巻

むねきゅんしすぎて胸が苦しい…!

作品情報


原作: 夕日
漫画: 汰田羅おい
出版:  KADOKAWA
レーベル: FLOS  COMICS

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感想

誇り高き貴族としての矜持を持ち、自分を厳しく律し、さまざまなことに励む主人公。彼女に「弟」が突然できたことで物語が始まるのですが、この弟が主人公に惹かれ超べったり。だけど当の主人公はそれに気づかない。めっちゃ好意をアピールしていても「おかしな子ね」とまるで気に留めない!気の毒ww

 

主人公もとても聡明で素敵。

1巻最後の方のエピソードで主人公はヒーローを守りケガを負ってしまうんだけど夢うつつの中聞いた情報を元に真実にたどり着く。その真実は父親が「あえて」隠していることも看破してその意を汲んで行動するところなどマジでかっこいい。

 

胸キュンとしては、もうずっと主人公に想いを寄せている一途さ、気付かれずにスルーされてしまう鈍感さに歯がゆい思いをしながらも彼女への気持ちを少しずつその行動に込めているという純愛っぷり。

もうね、いい!!胸キュンで心臓止まりそう!!!

 

ヒーローにとってはライバルになるんだけど、主人公の婚約者候補も主人公に想いを寄せているみたいで、積極的な行動が散見されてこれはこれで萌える。その積極的な行動を疎ましく思いできることなら排除したいと考えているヒーローに萌える。

 

そんな中、通い始めた学院で主人公の護衛のはずのヒーローが王女の要望で時々連れ出されてしまう…ああん、あんまり頻繁だと主人公が妬いちゃうよーという心配もしつつ。ヒーローは王女を利用しているフシがあるけど、主人公はモヤついてるから…一体どうなることやら。

主人公がヒーローにときめいてしまうところがまたきゅん要素なわけなんだけど、自覚してくれる日が早く来るといいな。