ばにらんぶん

読んだまんがの感想を800字以内で書いています。

感想:「ウェルベルム-言葉の戦争-」6巻 がんばってネタバレ避けてるw

もう、キョウくんが、キョウくんの気持ちが痛々しい…。

 

vanilla-mocha.hateblo.jp

 

作品情報


原作: 花林ソラ
漫画: 伏見航介
出版: 小学館
レーベル: 裏サンデーコミックス

リンク




感想

キョウくん、壊れそうな危うさがずっとあったよね。ケイジきゅんと話せばすぐにわかりあえるんじゃないかって言う期待の裏返しが大きすぎたんだと伝わってくる。

ケイジきゅんに心情丸裸にされたキョウくんが後悔と罪悪感で向き合えなかった過去の事件を「引き受けなきゃならない」ってなったときの、本来のキョウくんが垣間見えたところ辛かった。他に方法がなければどうにか向き合うしかなかったんだろうけど、残念ながら力に恵まれてしまったからそれを奥底に閉じ込めたままにしてキョウくん自身の気持ちもこじれてしまっていたのもすごく悲しい。

もちろんそれで許されるわけじゃないんだけど。

 

キョウくんによって失われたものが正月さんによって繋がることになったとこは、ケイジきゅんが孤独にならなくて良かった。そもそも、あの子が助かっていて本当に良かった!!ていうか、悪運強くて度胸もあって空気も読める!最高だよあの子!!

セントラルt…じゃない、銀座タワーがボロボロだぁ。(ロケ地名古屋なの嬉しい。キョウくん地元名古屋なのかな。名古屋弁喋らんかなw)

 

パスワードポイント、少しだけ謎判明。

情報を突き合わせて1巻に出てたケイジきゅんの「チュートリアルの謎」につながるっていうのすごすぎる。こんな伏線回収ある?!って驚いた。

 

戦後の、沖くんのこと…トリハダ。

動詞の力ってヤバすぎるにもほどがあるよ!これ、人間の力で対抗とかできるようなものなの??不可逆のことをやってのけてるわけじゃん。でもその効果が無くなったとき再び…って残酷すぎる。

で、まさかの事態発生。そんな…!!

 

次巻早く!!