ばにらんぶん

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感想:「ウェルベルム-言葉の戦争-」1~2巻

言葉の力で物理的にバトルする。

ひとこと「動詞」といっても、身近な動詞であるほどいろんな意味・使い方がある。言葉は強い(物理)って感じ。

 

作品情報


原作: 花林ソラ
漫画: 伏見航介
出版: 小学館
レーベル: 裏サンデーコミックス



感想

世の中、さまざまな異能力バトルの作品はあふれているけれど、「言葉」そのものを力にして戦うのは面白い。
実際辞書引くと、身近な言葉であればあるほどいろんな意味がある。ヒロイン?の子の能力の動詞「飛ばす」だと、「物理的に何かを空中で移動させる」っていうだけじゃなくて「順番を飛ばす」のような使い方もできるところがめちゃくちゃ面白い。

主人公は自作の小説を出版社に投稿しているものの、なかなか結果を出すことができない。彼はとても冷静で慎重な性格でよく考える性質でもあるからこのバトルはとっても向いているよね。

 

ヒロインは年上っていうのもちょっといい。ギャルだからあんまり年上感ないけどw

そもそもヒロインが年上っていうの珍しいよね。わたし自身年下のほうが好みだからこの点でもちょっと嬉しい。

ねこパーカー着たギャル。だいぶオカシイ個性でぶっ飛んでて頭悪そうに見えるかもしれないけど、この子それすら演出に使ってる可能性ある。主人公とちょっと戦っただけで「戦いは素人」って分析もするし、こんな複雑なゲームシステムを「チュートリアル」見ただけで一か月半もの間生き残ってきたわけだから、相当だよ。

 

能力とは別にことわざを持っているっていうのもめちゃくちゃ気になる。

それも一部だけカタカナ表記。当然そこに秘密はあるんだろうけど現時点では全く予想がつかないなぁ。

 

敵対勢力のグループが名古屋で、地名が出てきただけでもちょっと嬉しい。

 

先日3巻出たっぽいので、続き読みたい。

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