ばにらんぶん

読んだまんがの感想を800字以内で書いています。

感想:「死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(ただし好感度はゼロ)」4巻

すれ違いと勘違いでたいへんなことに…。もどかしいー!

作品情報


原作: 六つ花えいこ
漫画: 白川蟻ん
出版: KADOKAWA
レーベル: FLOS COMIC

リンク




感想

オリアナちゃんの誕生日プレゼントに「ヴィンセントの来訪」を持ってきたミゲル。ミゲルはヴィンセントの行動をうまく操るなぁ。

ヴィンセントはオリアナちゃんの想い人が「ヴィンス」って思っちゃってるから、この世のどんな男よりも強いライバルだよね。けど、それはもちろんヴィンセントは言わない。オリアナちゃんは「ヴィンセント」には嫌われているって思いこんでるから「迷惑かけないようにしないと」っていってむしろ距離を取ろうとしていたりすらするし。

ほんの少しのかけ違いなんだけど、ずっとずれたまま。恋のピント合ってなさすぎ。んんん両片思い!

だけどオリアナへの気持ちを抱えるヴィンセントは自分の気持ちをオリアナちゃんには伝えられないし…。

でもさ、オリアナを見る目の優しいこと!

彼女の髪に触れた手の名残惜しそうなこと!!

あーん、きゅんきゅんする。

 

ダンス練習会の女子たちの行動を読んだりすることはできるのに、オリアナちゃんの行動や意を汲むのができないときた。次期公爵よお前はなぜに一番大事な人にポンコツなんだー!!

いやでも、他から見たら多分ヴィンセントが断りまくってるのはオリアナちゃんのためだってのはモロバレだし、遠回りしてるの当人たちだけなんだよなぁ。

 

ヴィンスとヴィンセントが被って「踊ってくれないか」のとこ「踊るんだろう?」ってなってるとこに彼の不器用さが垣間見えたし、オリアナちゃんがちょっとだけ感じ取ってくれたの良かった…!

 

 

サブキャラであるヤナとアズラクの二人もなんだかざわざわしていて。今回のオリアナちゃんは二人にヤキモキするんだけど、アズラクが…なんだかややこしいことになってきたね。