原作読破済。話は知ってる状態での3巻です。
初見だった1~2巻感想はこちら。
作品情報
原作: 六つ花えいこ
漫画: 白川蟻ん
出版: KADOKAWA
レーベル: FLOS COMIC
感想
普段しっかりしてて隙がないヒーロー、ヴィンセントの百面相。あんなに落ち込んで、あんなに妄想して、あんなに嫉妬して。ヴィンセントの顔芸はミゲルの前でしか披露されていない…ミゲル…おまホント心許されてるんだな。めんどくさい男になったヴィンセント氏、まさか独り言を主人公オリアナにきかれてしまうとはね。
そして心のうちにあった「ヴィンス」への嫉妬を主人公に出すところなんかはもう…ヴィンセントがとっくに戻れないくらいに主人公のことを好きなのに、肝心のオリアナちゃんが見てるのは「ヴィンス」。ヴィンセントを通して「ヴィンス」を見てるという苦しさがめちゃくちゃ伝わってきて辛いしきゅんきゅんしっぱなし。オリアナちゃんから聞く「ヴィンス」はヴィンセント自身よりもおとなっぽくてヨユウがあって優しい気がするもんね。
熱で出たうわごとに突き動かされ、「ヴィンスの真似など」絶対にしないって思ってたヴィンセントがついに…!!
しかし原作読んでないと全然わからなくてまるでスルーしてる表現とかがまんがでもすごくさりげなく描かれていてマジですごい。
ミゲルすごかった。
パジャマパーティへのお誘いがなかったことにいろいろ文句があったんだね。
チャラいというか飄々としている彼が真剣なまなざしでなんか言って来たらそりゃたじたじするし何事かって思うよねぇw
パジャマパーティに乱入した謎の来訪者…彼はいったいーwww
番外編のミゲルのお話、すごかった。
先知ってると胸苦しいな…。うう、わたしもチュッパチャップス欲しい。