お兄様が慌ててるのは本当に珍しい。
前回1~2巻の感想はこちら。
作品情報
原作: 佐島 勤
漫画: 竹田羽角
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: Gファンタジーコミックス
感想
師族会議の続きから。
いやぁ、まさか。一~九までキレイに並んでるから、それぞれの数字から一つ出すものだと思ってたので、九なくなって七がふたつになるとは思いませんでした。
七宝家を推したのは真夜さんなのでもしかしたら何かの先手を打ってのことなのかもしれないけど、そのあたりは今のところはわからないなぁ。
翌日の準十師族を含めた学級会wでのメンバー選出も滞りなくいって…って何ヌ?!十師族って任期4年の役員みたいなもんだったのか!
と一人で勝手に驚いていたらゾンビが自爆テロを仕掛けてきた!ヘイグとことん外道だな。これはザマァの時が楽しみだ。
っていうか、次期当主すらどこで行われるかわからないという師族会議の場所を突き止めてテロのために死体を仕込み、魔法師のトップたちに気取られることなくテロを実行してみせる…ってとんでもないことだよね。それだけハデに動いていたのに出し抜かれるって、ちょっとあり得ない…って考えこんじゃった。3巻巻末でお兄様が九重先生に「鬼門遁甲の破り方を教えてください」って来て。そうか、ここまで大掛かりなことをしているのに気付かれなかったのは件の古式魔法の効果か!!ってなった。ヤバいじゃん今後もテロ起こし放題だ…!
ところで、一条のご当主と将輝さんが一緒に会話するシーンがありまして。いやもう、ご当主と将輝さんがあまりにも似なさすぎなの。そこに注目しちゃって全然話が頭に入ってこなかった。何が起きたんだ将輝さんのDNAに。
お兄様の「母上」にうっかりきゅんとしちゃった現場からお送りしました。