ばにらんぶん

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感想:「顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君」1巻

とってもかわいいお話で、普段はあんま読まない感じのジャンル。我ながら珍しい系統のまんがを入手したなぁと思った。

 

作品情報


著者: 東ふゆ 
出版:  KADOKAWA
レーベル: ドラゴンコミックスエイジ



感想

かわいい!ほのぼの~。
これっていじり…?場合によってはいじめになるんじゃ??とめちゃくちゃヒヤヒヤしながら見てたんだけど、柏田さんには太田君の気持ちが丸見えだったから「気になるから構っちゃう」というわけなのね~。勘違いしそうになるけど、柏田さんは別に無口ではないからやられて嫌なことならきちんと「いやだ」って意思表示するはずなんだよね。

ていうか、その意思表示にしても本来の彼女は案の定言えないタイプだった…っていうのがこれまたエモい。だってさ「言わないとわからない」って言われて「ちゃんと言うようになった」っていう流れがね!非常に尊かったのですよ!!

でね、一通り読んで「なるほど、彼女はちゃんと自分の気持ちを言葉で伝えようとする子なのね」と思って最初から読んだらどうだ?

「太田のそんなとこが好きだよ」

「そういう意味なんだけど…」

ファッ?!?!?!?!

2度見したね!

なるほど、だから田淵さんが(幕間で)いじられた時にちょっと寂しそうだったのね。好きだから構ってくるんだって彼女はお見通しだからこそ、他の人が構われちゃうと自分を見て欲しい気持ちになるんだ…ってかわいいなおい!!!

 

太田君にしても水泳を教えるよう頼まれて断るけど、他の人が教えようとしたら割り込んで教えに入る…彼女取られるのやだったんだ…ニヨニヨって感じ。かわいいなおい!

 

柏田さん、表情は変わらないけど照れて紅潮したりはするので太田君に対しての気持ちはたまに周囲にはわかってしまうところもかわいかったです。

 

田淵さんっていうお友達もできて、よかったよかった。

 

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