ばにらんぶん

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感想:「ウェルベルム-言葉の戦争-」5巻

待ってた!超待ってた!

「千里兇団」との直接対決の続き!

ロゴス無事でよかった。

作品情報


原作: 花林ソラ
漫画: 伏見航介
出版: 小学館
レーベル: 裏サンデーコミックス


感想

沖くんの過去、あんなだったんだ…。おばあちゃん子で昔からめっちゃ懐いているものと思ってたよ。そっかぁ…おばあちゃんのとこに暮らすことになったことにも一つの悲劇とそれを受け入れきれなかった沖くんの悲しみがあったんだ。それを、いつも温かい目で見てたおばあちゃんだからこそ、あの穏やかな抱擁で彼の心の棘が溶かされたんだなぁって思ったら目から汗が止まらないね。ぐすっ。

沖くんにけっこう達観してるところがあるのはそういう過去を持ってるからだったのかもしれないな。

 

ちょっとずつ、ウェルベルムの秘密が出てきたね。
いやまさか、ウェルベルムの勝者が本当に「なんでも願いを叶えられる」なんて思わないじゃん。ネタバレになるからぼかして書くけど、「そういうの」も「全部」そういうふうにできるとかヤバい、ていうか怖いわ!

 

キョウ、それまでは本当に凶悪で冷酷な面構えだったのに、ケイジきゅんと話す時は悲しみを抱えた少年っぽい表情で。過去を語る彼に、沖くんの件ですっかり緩んだ涙腺が制御不能だったよ…。そうだな、世の中っていうのはどこがどこに繋がってるのかわからなくて。まさかそんな取り返しのつかないことになっちゃうなんて思いもしなかったと思う。キョウの心はそこで止まっちゃってるんだなって思ったら…!

キョウくんの真面目さ一途さ潔癖さ、そしてケイジきゅんへの怒り?のような感情が辛かった。

 

ていうか、沖くんと梨々花ちゃん…!!そしてキョウ!君達どうなっちゃうんだ。

 

ケイジきゅんとキョウくんで、もしかして運命を 切 り 開 く ことになったりするのか?

 

それにしてもパスワードポイントが気になる…。

 

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