ばにらんぶん

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感想:「女王陛下と呼ばないで」4巻(完結)※ネタバレ…かな?

マクニール公爵が振り回されたのなら、良い治世だったんだろうなww

3巻の感想はこちら。

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作品情報


原作: 轟斗ソラ
漫画: 柏てん
出版: KADOKAWA
レーベル: FLOS COMIC



感想

さすがモラン候って感じだったね。
背を向けてくよくよ悩む主人公を180°ターンさせて突き飛ばす激励。アーヴィンにもスチュワートにもできなかったその一押し。その時その状況できちんと彼女を突き飛ばせる力を持った言葉をかけてあげられるのは有能だからなのかお互いに棋士としてどこか通じるところがあったからなのか。

わたしとしてはアーヴィンの言葉は効いたけどな。あの言葉で今後の方針が決まったのだろうしバートレイ伯に改めて会談して本名を聞くに至ったわけなのだし。屈強なのに3人の中で一番穏やかな雰囲気を纏ってるのポイント高いと思ってたよ。

 

いやぁ、それにしても古だぬきども。(祖父含)

なんだよその魂で繋がったバディみたいなの。そんな信頼で繋がった関係とかありなん?これ、祖父世代の話の裏話的な外伝とかあったらめちゃくちゃ面白そうだなっ!

 

古だぬき、バートレイ伯のことも知ってたんだよね。軍の最高司令兼貴族院議長とはいえ4年前からしか表舞台に出ていなかった人のことをチェックしてるとはさすが…っていうかあれか。貴族院としても人材難だったというし、その点で適任者はもう何年もさがしていたのかもしれないね。

 

主人公が父親に女王になると宣言した後日、前王から与えられた指輪を贈るところはもう涙で画面が見えなくなったよ…娘が大きく成長してそのまま羽ばたくことになっちゃったんだからね。

 

トップは孤独…っていうのを実際痛感していたであろう主人公の祖父。

周囲の助けを得ながら孤独にならない王になってほしかったのかなって思って泣けた。

 

 

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