「うそつき」
「騙される方が悪いんだよ」
ちょっと意地悪なとこあるのきゅんきゅんするー!
1巻の感想はこちら。
作品情報
著者: 飴降あめり
出版: 一迅社
レーベル: ZERO-SUMコミックス
感想
一途に思い続ける年下男子最高です。しかも周りに隠すどころか牽制までする。きゅんきゅんする。
しかし主人公は朴念仁で、自分なんかふさわしくない、と思いこんでなんとかして彼を自分から遠ざけようとする。その思いまで全部汲み取って「距離を置く」彼女の意に沿うよう行動するとか、もう愛。
しかも、同級生女子が主人公を利用して話をしに来たことすらも、いい機会をもらえたくらいに思ってるの。重いwいいね!
しかし同級生女子、賢いっていう割に作戦があまりにも雑だな。
噂も気持ちも主人公にあるなら、まずはディーくんを大肯定して「相談乗るよ」くらい言って懐に入らんと!貴族だったら本心隠すのお手の物じゃろ?せっかく家よし顔よし頭よしの良キャラ!って思ってたのに、主人公を悪しざまに言ってたの、すっごく残念だったなぁ…。
さて主人公。
魔力も弱いけど要領もめちゃくちゃ悪いから、誰かの悪意に嵌められたこともそれとは気づかず。いやぁこりゃディーくん、しっかりと主人公を守っていってあげないといけませんなぁ。ニヨニヨ
あと、首謀者へはどんなお礼参りするつもりなんだろう…怖いなぁwタノシミ!
「私が両親を殺した」
ずっと、ずっと見ないようにして、いっそ自分もその魔力に巻き込まれた被害者くらいの意識でいた主人公。ディーくんがそばにいてくれることで自分のしでかしたことに向き合うことができるようになったみたい。低すぎる肯定感の正体はここにあったんだね。
次巻はいよいよ気持ちに向き合った主人公の本心が聞けるかな?