ばにらんぶん

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感想:「歴史に残る悪女になるぞ」4巻

4巻末の番外のお話がすごく良い!

3巻の感想はこちら

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作品情報

 

原作: 大木戸いずみ

漫画: 保志あかり

出版: KADOKAWA

レーベル: B's-LOG COMICS





感想

3巻末に出てきたツインテールの正体が明らかに!
なるほど、よくわからないけど乙女ゲー主人公としての「ヒロイン」が大嫌い、とw

ツインテさん曰く「ナチュラルに上から目線で善良な私が導いてあげるわってスタンス」…あーわかる。乙女ゲーヒロインってそういうところあるよね。でもずけずけ踏み込んでいけるコミュ強なだけでもすごいんだけどな。しかし、魔法とかそういうのじゃないって話なのになんで信者が出るほど大部分の人間が彼女に心酔してしまうんだろうな。

物語後半のお茶会のシーンでも、魔物?である狼が現れたことに何か考えている様子の男子がなぜか突然考え事をやめて主人公を糾弾する言動に…。あまりに不自然。何もないわけがない、っていう感じ。ツインテさんも言ってたけど本当に不気味だな。一体何が起きてるんだろう。

 

3巻で自分の目をロアナ村のウィルさんに移植した主人公。

久しぶりに来訪した村で、ウィルさんの姿を見た主人公は自然と礼をとって…なるほど悪女すらも自然と膝を折りたくなるほどなのすごいな。

ウィルさんが以前主人公に聞かせた魔力とそのレベルアップについての話、やっぱりご自身のことだったかー。それにしてもあの女狐、傾国すぎん…?

 

4巻末。

本編で少しだけ頭をもたげた「ヒロイン」の感情。ライバルという言葉に反応して普段の彼女からは考えられない表情が引き出され…。主人公を子ども扱いしていた彼女の姿はもう、今後はないんだろうね。

 

王子の気持ちは主人公にある。でも「ヒロイン」は王子を想っている。

ライバル…勝敗決してる状態だけどさてさて。

 

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