ばにらんぶん

読んだまんがの感想を800字以内で書いています。

感想:「ウェルベルム-言葉の戦争-」8巻 ※ちょっぴりバレ含

真相にたどり着いたケイジきゅん。

なるほどああ見えて真面目ピュアリアリストなキョウくんにはそりゃあの真相には辿り着かない。ケイジくんああ見えて柔軟だもんな。

 

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作品情報


原作: 花林ソラ
漫画: 伏見航介
出版: 小学館
レーベル: 裏サンデーコミックス

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感想

戦い、苦しかった。

ケイジきゅんが賭けに出まくってたってところで既にもうギリギリの戦いって感じだったけど、船に乗る前から既に手を打ってたところなどはさすがだった。騙されたw

いきなりネタバレになるけど、ハピエンで本当に良かった。

「先天的」能力者っていうのがそこできますか!!っていうね。

 

他のみんなが忘れていても、りりかちゃんだけは覚えていてくれてるっていうの非常に嬉しかったね!ケイジきゅんの「願いを叶える」直前のシーンは尊くて泣きそうになったよ。所詮わたしは男女カプ厨ですよ、ええ。

 

あとがきのところの、演出とかも素敵だった。

原作者様のコメント、作画様のコメント。ページめくって「おおっ!」ってなったもん。こういうちょっとだけ裏側が見える仕掛けほんと好き。

それから、表紙カバー下?あのイラストのキョウくんにじーん……ってなったね。優しい。かわいい。横にいるコトハちゃんもかわいいんだけど、後ろにいるオカン(沖きゅん)、さすがです。

 

マンガワンで読んでいたからお話はわかっていたので、こういう単行本ならではの楽しみがあるのは嬉しいね。

 

でもさ、正直なところ。

ウェルベルムで一番面白かったのは原作者様によるコミックスPRの雑コラかな。今でも時々見返してはニヤついちゃう。

 

そういえばケイジきゅんはまた小説を書くのかな。

壮絶な戦い以外にも、心を開かせた人間を知ることになったわけで、そんな人生経験を経た彼の作品はきっとすごいものになるんだろうね。

感想:「家から逃げ出したい私が、うっかり憧れの大魔法使い様を買ってしまったら」5~6巻

5巻感想書いてなかったようなので今回は5~6巻の感想です。

4巻の感想はこちら。

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作品情報


原作: 琴子
漫画: 鷹来タラ
出版:  スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスONLINE

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感想

主人公ジゼルへの気持ちに気付き、仕掛けて行ったエルヴィスさん。

もうね、隠そうともしない。独占欲強い。むしろ取りに行くっていうつよつよ溺愛っぷりに、きゅんきゅんが集団で押し寄せてどうにもならんwキュン死しそうなのでホネ拾って欲しい。


5巻23話の扉絵!!
これヤバい…クラレンス氏思ってたよりも細マッチョやん。最高☆ありがとう作者様!!

 

シャノンさん、転校生としてやってきて、主人公の嫉妬を呼び起こしていたけど、ヒーローまるで相手にしてないの不憫おもしろい。

しかし彼女の実力、むっちゃすごかった。

生きてさえいれば完全に治せるって、もうチートやん。

あの窮地にあってなんとか二人とも生き延びるための時間稼ぎできたのは、主人公がヒーローの力になりたいって思って火の魔法を使えるようにしたからっていうのが良かった。

 

そして、ズタズタになりながら現れて、シャノンの話によるともしクラレンスなら魔力すっからかんでの到着になりそうだという話だったのに、目覚めたヒーローの実力は消耗した魔力でもSクラス魔物をヨユーでぶっ倒せる実力ってことだよね…どっちがバケモンだよ…って、魔力封印されたのもその辺が原因だったり??

でさ、1巻冒頭を読み返した。

今後、まだ二人には障害が立ちふさがって引き裂かれたりするんだ…って感じだよね。めちゃくちゃ不穏…!

 

呪いもアレだけどさ、どうして人を愛するということを呪いの解除条件として設定したのかっていうのは非常に気になるところ。

感想:「そうだ、売国しよう~天才王子の赤字国家再生術~」14巻

なんだかんだ言ってさ、フラーニャって天才王子の妹じゃん。

ウェインとは全然違う才能を備えていて「お兄様のため」ってしっかりとした目的意識を持って自分を磨いて才能を伸ばしてるのすごいよな。可愛い顔してマジで怪物。

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作品情報


原作: 鳥羽徹
漫画: えむだ
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!

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感想

各陣営の弱みを徹底的に洗い出す…恐らくそんなことはマンフレッドもやってきただろうことだけど、マンフレッドには手にできずロウェルミナには手にできたあのディメトリオに対する「切り札」…えぐかったな。使いどころがさ。もちろん、何か決定打はあるからロワはウェインをハメたはずなんだよね。既に単行本12巻ラストの時には既に三兄弟どいつもこいつもを蹴落とすための切り札をロワは持っていたわけだよね。ま、誰でも叩けばホコリは出るもんだしな。今回使わなかった対マンフレッドや対バルドロシュの弱みはまだ持ってるはずだし。二人とも今回の内乱ではまたいろいろと業を重ねてしまっただろうから、ホコリもいっぱいだろうしね。

 

生い立ちを考えたらディメトリオも可愛そうなもんだけど、いかんせんそれまでの彼のやり方がお粗末すぎたからな。ロワほどじゃなくても上手く立ち回ってそこそこ誠実にやってれば、ほぼほぼ最初からすんなり皇太子になれたと思うんだ。まあ、仕方ないね。

 

ことここへきてウェインの策の非凡さがすごかった。

12巻で内心真っ青になりながらハッタリ笑顔でお茶飲んでた時からこれを終局の一つとして見据えてすごい。好き。かっこいい!

 

でだ。
帝国の件、きりが付いたと思ったら今度は西側…レベティア教。

魑魅魍魎妖怪魔女マジで入り乱れてるからな…そもそもなぜウェインが招待されたんだろう。

ハラハラしそうな予感~。

感想:「そうだ、売国しよう~天才王子の赤字国家再生術~」14巻

なんだかんだ言ってさ、フラーニャって天才王子の妹じゃん。

ウェインとは全然違う才能を備えていて「お兄様のため」ってしっかりとした目的意識を持って自分を磨いて才能を伸ばしてるのすごいよな。可愛い顔してマジで怪物。

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作品情報


原作: 鳥羽徹
漫画: えむだ
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!

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感想

各陣営の弱みを徹底的に洗い出す…恐らくそんなことはマンフレッドもやってきただろうことだけど、マンフレッドには手にできずロウェルミナには手にできたあのディメトリオに対する「切り札」…えぐかったな。使いどころがさ。もちろん、何か決定打はあるからロワはウェインをハメたはずなんだよね。既に単行本12巻ラストの時には既に三兄弟どいつもこいつもを蹴落とすための切り札をロワは持っていたわけだよね。ま、誰でも叩けばホコリは出るもんだしな。今回使わなかった対マンフレッドや対バルドロシュの弱みはまだ持ってるはずだし。二人とも今回の内乱ではまたいろいろと業を重ねてしまっただろうから、ホコリもいっぱいだろうしね。

 

生い立ちを考えたらディメトリオも可愛そうなもんだけど、いかんせんそれまでの彼のやり方がお粗末すぎたからな。ロワほどじゃなくても上手く立ち回ってそこそこ誠実にやってれば、ほぼほぼ最初からすんなり皇太子になれたと思うんだ。まあ、仕方ないね。

 

ことここへきてウェインの策の非凡さがすごかった。

12巻で内心真っ青になりながらハッタリ笑顔でお茶飲んでた時からこれを終局の一つとして見据えてすごい。好き。かっこいい!

 

でだ。
帝国の件、きりが付いたと思ったら今度は西側…レベティア教。

魑魅魍魎妖怪魔女マジで入り乱れてるからな…そもそもなぜウェインが招待されたんだろう。

ハラハラしそうな予感~。

感想:「エリスの聖杯」11巻 内容バレ含むかも

いよいよ、物語の核となる部分が明らかに!

エリスの聖杯とは。

スカーレットの処刑がリリィの手に余るような処刑劇となったのはなぜか。これまでの事件が全て意味と意図を持っていたことが明らかになる背筋ゾクリ回。

スカーレットの父親、どちゃくそイケメンであります。ありがとうございます!!

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作品情報


原作: 常盤くじら
漫画: 桃山ひなせ
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP

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感想

巻末のSS、マジくっそ泣きました。

まずね、それ。

一人で読んでて良かった。リビングでさめざめ泣いてるところ見たら家族に不審がられてしまうところでした。マクシミリアンの気持ちとか、妹への思いっていうか。そりゃ愛娘の愛称もレティにするわ。(滂沱)

 

さて、手札を揃えた閣下が、アドルファス・カスティエルのお話を聞くところから始まる、スカーレット処刑の真相。

原作既読勢として楽しみにしていた種明かしシーン、ほんとすごかったです。読後の満足感もモリモリでした。エリスの聖杯って、貴族の人間関係とか絡みとかしっかりしていて複雑ではありますが、コミカライズだとその人名とともに顔も出てくるから多分初見のひとたちも「あーあいつか」ってなってわかりやすいですし、見ごたえありました。

 

親世代の話、よかった。

アデルバイド国王、若いころそんなだったんだ!って微笑ましかったですし、パパカスティエルの若かりし頃の美少年・美青年っぷりマジでえぐい!

 

コニーちゃん、ほんと強い。

カスティエル公爵との面談で、非現実だけどコニーちゃんが「相棒」とする人物にひとりだけ思い当たるところがあって、そしてまんまと「昔くらったことがある」顔への攻撃…。カスティエル公爵、きっとダメさを自覚したし確信したなw

 

そしてSS読んで滂沱、と。