ばにらんぶん

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感想:「異世界転生で賢者になって冒険者生活~【魔法改良】で異世界最強~ 2巻まで ※ネタバレ含

ついつい読んでしまう進行諸島先生原作のコミカライズ。

今回はそもそも異世界?未来?が主人公の世界。最初から魔法がある程度使えるという珍しいファンタジーです。


作品情報


原作: 進行諸島
漫画: 神名ゆゆ
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!



感想

ブラック企業はどうやら未来っぽい世界でも健在のようでw
主人公はそこで塾の講師として働いていました。割とIT関連とかエンジニアなどが転生しがちなイメージのある異世界ものですが、今回はそういう意味ではちょっと違った感じです。

社会人の異世界行きは主人公の視野が広いので、落ち着いて物語を追いかけられますね。でもそこは若い方だから?好奇心というか飛び込んでみようという気持ちもしっかりあるので、オフェンスとディフェンスのバランスが取れたキャラクターだなと思いました。わたしなら最初のドクロマークのボタンはほいほいと押せないだろうなって気がする。

 

「失格紋~」のように、もしかしたら何者かのせいで魔法の弱体化が図られているような雰囲気もするし、「転生賢者~」のように主人公に初めから何か特別なアビリティが与えられているかもしれない。でもそれは2巻までではわかりません。ただ、これまで実際に魔法を使ってきた(主人公のいた世界ではみんなが学ぶレベルの)常識から「これ、いらなくね?」と無駄を省いてみることで転生先の人々には思いもよらない魔法効果を生み出しています。行った先の常識に縛られずに自分の常識を試してみるのって勇気がいるような気がするのですが、そのあたりが自然体でできている要領というか適応力と応用力が主人公の魅力なのかな。そこそこ顔もいいし。(←重要)

 

2巻ラスト(おまけではない)、これまたなんだか不穏な雰囲気がギュンギュンする…「適合者」「超越者」って…。

次巻も気になる!

 

 

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