ばにらんぶん

読んだまんがの感想を800字以内で書いています。

感想:「ウェルベルム-言葉の戦争-」5巻

待ってた!超待ってた!

「千里兇団」との直接対決の続き!

ロゴス無事でよかった。

作品情報


原作: 花林ソラ
漫画: 伏見航介
出版: 小学館
レーベル: 裏サンデーコミックス


感想

沖くんの過去、あんなだったんだ…。おばあちゃん子で昔からめっちゃ懐いているものと思ってたよ。そっかぁ…おばあちゃんのとこに暮らすことになったことにも一つの悲劇とそれを受け入れきれなかった沖くんの悲しみがあったんだ。それを、いつも温かい目で見てたおばあちゃんだからこそ、あの穏やかな抱擁で彼の心の棘が溶かされたんだなぁって思ったら目から汗が止まらないね。ぐすっ。

沖くんにけっこう達観してるところがあるのはそういう過去を持ってるからだったのかもしれないな。

 

ちょっとずつ、ウェルベルムの秘密が出てきたね。
いやまさか、ウェルベルムの勝者が本当に「なんでも願いを叶えられる」なんて思わないじゃん。ネタバレになるからぼかして書くけど、「そういうの」も「全部」そういうふうにできるとかヤバい、ていうか怖いわ!

 

キョウ、それまでは本当に凶悪で冷酷な面構えだったのに、ケイジきゅんと話す時は悲しみを抱えた少年っぽい表情で。過去を語る彼に、沖くんの件ですっかり緩んだ涙腺が制御不能だったよ…。そうだな、世の中っていうのはどこがどこに繋がってるのかわからなくて。まさかそんな取り返しのつかないことになっちゃうなんて思いもしなかったと思う。キョウの心はそこで止まっちゃってるんだなって思ったら…!

キョウくんの真面目さ一途さ潔癖さ、そしてケイジきゅんへの怒り?のような感情が辛かった。

 

ていうか、沖くんと梨々花ちゃん…!!そしてキョウ!君達どうなっちゃうんだ。

 

ケイジきゅんとキョウくんで、もしかして運命を 切 り 開 く ことになったりするのか?

 

それにしてもパスワードポイントが気になる…。

 

リンク

 

感想:「悪役令嬢に選ばれたなら、優雅に演じてみせましょう!」5巻

たちはだかる身内の壁。

メガネ(かけてない)に課せられる試練とは!

今回主人公にはできることがあんまりないから、その分ヒーローを応援してあげてー!

前回の感想はこちら。

vanilla-mocha.hateblo.jp

 

作品情報


原作: 柚子れもん
漫画: イタチサナ
出版: 双葉社
レーベル: モンスターコミックスf



感想

剣術大会優勝をしないといけなくなったヒーロー。
素養?素質?は十分だからそんなに心配はしてない。まあ仮にこの大会で勝てなかったとしても勝てるまでやればいいしね!

お騒がせ野生児のジュリアちゃんは今回も暴走気味で面白い。やることが斜め上だからな。友達が変なひとと結婚されることになるとしたら黙っていられないっていう気持ちからの暴走なので、悪気ないながらも事態をひっかきまわすwwwでもこの子、憎めないんだよね。で、やっぱり強かったwwしかもモテるらしい。いろんなものをおごられるって…まあわかる。あんな調子で「にぱっ」って笑いかけられたらわたしもおごりそうw褒めてーって言うところもかわいいし、抱き着きにいくとことかも非常にいい。

っていうか、リネットの特殊能力をも会得するって、ほんとただ者じゃないな!?

 

さて、ナルシストにストーキングされていた件は、さらなる事件で背景までもが明るみに出て、ザマァどころではない重大案件として処分がくだされることになりやっと安全になった主人公。大会ぶん投げて主人公を助けに来たメガネ(かけてない)の凛々しさといったら!!って感じでした。一番いいタイミングで助けにきたし、ずっとつきっきりで目覚めまで見守ってるし、トラブルと障害だらけだったけどようやく一息つける感じになってよかった。

 

ヒーローのお兄さん、ずっと主人公の兄のお小言をにこにこして聞いてるのかわいすぎだよー。

 

リンク



感想:「そうだ、売国しよう~天才王子の赤字国家再生術~」11巻

アニメ見て、まんがではどうなってるんだろうと気になって楽しみにしていたシーンがついに出た!

10巻の感想はこちら。

vanilla-mocha.hateblo.jp

 

作品情報


原作: 鳥羽徹
漫画: えむだ
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!



感想

アニメでも描かれていた「ウェインの心の中の獣」については、まんがでも読者がわからないようになっていました。
ウェインが一番大事にしてることを考えるとあれかな?と思い至るものはあるけど、それくらいならあのグリュエール王がそこまで驚くかなって。だって選定侯でありながら被差別民族であるフラム人と同席するほどの人なんやで。グリュエールの前にわたしが気になるわ!!

 

で、新章突入!

次巻予告で牢に入れられてるシーン出たけど、さすがにただの囚人ではいないなー。(しかもちゃっかり学友の名前を使ってグレンって名乗ってるしw)

ウェイン王子の機転と度胸と弁舌のすごさは相変わらず。まさか助けに来てもらうための手段と、牢の中の待遇改善?を一度にやっちゃうなんて。

しかも、ちょっぴり与えられた情報から正確に情勢を読み取り見抜くところはさすが。

 

きた!きたよイケメン!!

牢獄仲間(?)の人がイケメンさんで。もちろん物語のキーパーソンなわけなんだけど、今回の王子の悪巧みはイケメンさんと組むことに。イケメンさん、いいよー!口調丁寧語だし所作も丁寧だし、イケメンだし。

物語の途中で痛めつけられてかなりひどいケガだったみたいで、今もまだ片目が開かないまま。痛々しい…。

 

そんなイケメンさんと協力して、狙いの人物・品物を追いつめたまではよかったけど…既視感のあるシーン。落下からの…。

(でもコミックス3巻読み直してみたら思ってたより違った。アニメのシーンなら似てるかも)

どうする、ウェイン。

 

リンク





 

感想:「小動物系令嬢は氷の王子に溺愛される」4巻

現状を打破すべく、歩み寄ろうと決意した主人公…の続き。

3巻までの感想はこちら。

vanilla-mocha.hateblo.jp

 

作品情報


原作: 翡翠
漫画: 佐和井ムギ
出版: KADOKAWA
レーベル: FLOS COMICS


感想

隣国のお姫様、危急存亡の祖国のため政略結婚するつもりで大真面目にやってきて、なんとか王子の関心を引こうとがんばり、王国のさまざまな場所の見学をするけども。見せつけられたのは王子の溺愛とのろけと痴話げんか。めちゃくちゃ気の毒だな。
彼女がなんとか折り合いをつけ、祖国にも体面が保てる感じで帰国できることになったのは本当によかった。

 

学び舎の物件を見て1件目で即断即決。

まあ、あれよ。見て「いい」って思った最初のものを選ぶことになったりするもんね。最初に「これだ!」って思えなかったら次に行っただろうけど。

食べるの大好き小動物だけど思いきりいいんだよなぁ。

 

口約束とはいえ決定権が自分にない話を勝手にしちゃって、今回は大ごとにならずに済んだけど、一歩間違えば作った学校ごと企画ふっとぶところだったから危うかったよね。根回し大事。

 

王子、ぎっちぎちの束縛系だけどそれに染まることなくマイペースな主人公つよいw

王都に帰る途中、良い雰囲気になったのよかったね!

しかしこの体勢、ちょっとえっちじゃない?

王子は長座か、片足伸ばしてる感じで座ってて。太ももの上に主人公が乗ってる訳でしょ?それもまたがる形で。またがるかたちで!(大事なことだから2回言いました)普段から膝の上に乗せてるわけだけどそれだと側面なわけで。今回は真正面じゃん?わー!ってなったね。それもめっちゃいい雰囲気に…。

 

ところで、筋肉好き令嬢のフラグが立ったように見えたけど今回は何もなかったな。地味に気になるので次巻に期待します!

 

 

 

リンク

感想:「魔法科高校の劣等生 師族会議編」5巻

いわゆる心の中の天使と悪魔…ほのかの場合、ほわほわ衣装と痴女辛口スタイルだったのがかわいい。本人の胸に本人の顔が埋まってるのかわいいw

 

 

作品情報


原作: 佐島 勤
漫画: 竹田羽角
出版:  スクウェア・エニックス
レーベル: Gファンタジーコミックス



感想

藤林さん、大人の駆け引き~!本人にその気はないけど相手をその気にさせたつもりだったのに、存外相手はそこまでチェックしてなかったってことにちょっぴり凹んでたのかわいい。藤林さん本人は情報を重視する人生だからそうなんだろうけど、千葉さんはくまなくチェックするタイプじゃなさそうだから…ってだけな気もするんだけどな。いやしかし、千葉さんの体調?は気にしてるけど同行してる稲垣さんのことまでは気が回ってない…嫌な予感しかしないよ~。

 

ミキ、「呆けていた」って言ってるけど、所属したことなかった風紀委員で学内のことにちゃんと目を光らせてて普通に有能すぎて凄いと思うんだけど。。。ひょっとしてあれですか、なんか美月ちゃんといいことあったりするんですか(妄想はタダ)。

 

一条さん、ホントいい男だなー。深雪さんにいいとこ見せようとしてわわわーってなっちゃったところや「ここは三高じゃないんだ」ってちょっとしょんもりするところなんかが、完璧超人であるお兄様との対比になってていいよね。ていうか、三高のみんな距離近いんだ。微笑ましい。

 

ほのかちゃんの作戦、よかったね!

泥臭く行く!って決めてなりふり構わないって決めていたから一条さんを利用して自分の恋路を進んでいくの、強い。一喜一憂っぷりもかわいい。

 

一方の深雪さん…言えない思いがどんどん蓄積されていて、お兄様もどうしていいのか困ってて、完璧超人にとっても人の心って難しいものなんだなと。深雪さんああ見えて火薬庫的なところあるから、早くガス抜きできるといいね。

リンク