ばにらんぶん

読んだまんがの感想を800字以内で書いています。

感想:「薬屋のひとりごと」

 今回は本日コミックス8巻が発売された、ねこクラゲさん版の「薬屋のひとりごと」の感想を書いています。

作品情報


原作: 日向夏
漫画: ねこクラゲ
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ビッグガンガン・コミックス


ざっくり内容

人さらいにあって、なぜか後宮の女中になった主人公(ヤバいやつ。ただの女の子に見えて探究心とかヤバいやつ)が、持ち前の薬に関する知識や観察眼・推理力で起きた事件を解き明かしていく。(推理物ではない)

おすすめポイント

何と言っても絵が可愛い。
世界観的に有機化学を出すわけにはいかないので、おばあちゃんの知恵袋的な感じで薬や化学、からだのことが描かれています。NO!理科!な人にも読みやすいと思います。
わたしは化学も変態女も好きなので、かなり好きな作品ですw

 

全体の感想

主人公はかなりヤバい。毒の効果を試すのに、自分がその毒を食らってみる、というね。アブない奴です。あの子の肝臓が気の毒でなりません。
知恵袋的には、1歳未満の子にはちみつはあげちゃダメとかそんな感じの。
こういうのを「漫画で見てなんとなく覚えていた」っていうのは重要なんじゃないかな。最近は、どうも身近な登場人物に何かきな臭い感じがして…。知りたくない、入り込みたくないって思いながらも、見過ごせない人の好さもあるから目が離せない。
ただし中華風なのに天子のことを示す「帝」を「みかど」って打ってるところは、元東洋史専攻としては違和感がツラい。

最新の感想

まさかね、父と娘みたいなのをここで付きつけられるとは!

最近、イケメン×ヒロイン←父親みたいなのが活動のメインでww

「好きで嫌われる父親なんていないと思ってください」 とか。

時代の流れが来た!と思いました。

終盤は、猫好きの人にはぶっさ刺さりまくるお話だと思います。 

 

リンク

最新8巻