ばにらんぶん

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感想:「鴨乃橋ロンの禁断推理」1巻 ※ネタバレ…しないようにがんばった

デコボココンビの推理モノって感じ。
これ、めっちゃ面白い。なのになんで1巻しか読んでないのかって?
途中に挟まれてる問題は2巻に答えがあるそうだけど、自分の力で解きたいからさ!

(制限時間5分なのにオーバーしてもわかんなかった人)

 

作品情報


著者: 天野明 
出版: 集英社
レーベル: 少年ジャンプ+



感想

探偵養成学校BLUEっていう設定がジャンプらしいなぁって。
主人公の鴨乃橋さんはそこで将来を嘱望されるんだけど…
開始20ページ以内でもう大変なことになってたww
しかもやることなすこと突っ込みどころ満載な主人公。これ、ツッコミ役の一色くんは過労死しちゃうレベルだよ?ぱっつぁん並みのツッコミが発動してます。それだけ主人公の鴨乃橋さんの奇行がイッちゃってるってことですね。

鴨乃橋さんは天才なのでどんな事件でも少しの手掛かりからどんどんコトの真相を解き明かしてしまいます。常に殺人事件で殺された被害者へのリスペクトと理不尽な思いへの共感を持って解明に臨む姿は異質ながらも弱気を助けて強気をくじく姿勢が見て撮れます。人生を突然終了させられることになった被害者に文字通り寄り添う姿は、画面にも衝撃的ですが、こいつに任せておけば大丈夫かもという期待感が大きいのは不思議です。

 

犯人への追及が行き過ぎて追い詰めて自死させてしまう…という現象にはどうも鴨乃橋さんがなんだかそういう異能的なものを持っているような様子。しかし、一色さんの活躍(?)で異能力が発動しても、なんとか犯人の死亡を回避することができて、これはこれで才能なんじゃないだろうかと。

 

それから、少年漫画だからこそかな。鴨乃橋さんが謎の真相にたどり着いた時の決めポーズ。それまで前髪に埋もれていた目が、その時だけはっきりと見えるのが特別感があってすごくカッコイイ!

 

 

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