ばにらんぶん

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感想:「外科医エリーゼ」1~7巻 ※ネタバレ含

先日7巻が発売されたフルカラーコミックです。

二重転生した主人公が、破滅を回避するために動きます。そこでひとつ前の人生経験を生かして、外科医としての人生を送りたいと望む…という感じのお話です。

が、気になる男性も現れて恋もどのように進展するのか…も気になります。

作品情報


原作: yuin
漫画: mini
出版: KADOKAWA
レーベル:FLOS COMIC



感想

悪女のあまり処刑されたかつての主人公。
転生した世界で若くして活躍する外科医として医師の道に生きがいを見出していたのに……飛行機事故でその生涯を閉じてしまう。

そして気付くと、最初の悪女の人生が再び始まっていた…というところから物語が始まります。

 

外科医としての人生を歩むために正々堂々と正面から人生に挑む姿は本当にかっこいい。

医療レベルを転生世界に合わせるためにたくさんの書物を参照するなど、地味なシーンだけどわたしはこういう細かいシーンに魅力を感じます。現実を見ているところは地に足が付いている感じで。

 

主人公は1回目の人生でヒーローへの感情が大きすぎて疎まれてしまいます。反省して今度はヒーローのことをむしろ遠ざけるようにしますが、どうやらヒーローにとっては主人公に段々と好意を寄せていきます。1巻から大きくなっていくその気持ちは周りから見たらモロバレなのに主人公には全く伝わらない。

むしろ主人公はヒーローの変装した姿に惹かれているためにその感情を出さないように努めてるんだけど焦れったい~!

いつ二人が両想いになるのかも気になります。

 

医療系には避けて通れない感染症の話題。この作品でも取り扱われています。

現実世界でも漫画世界でも、早く落ち着いてほしいものです。

 

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