4巻が出たー!と思って感想書こうと思ったら、今まで書いてなかったみたいで。
なので今回は1~2巻の感想を書きます。
作品情報
原作: 日峰
漫画: 加々見絵里
出版: KADOKAWA
レーベル: FLOS COMIC
感想
RPGの世界に転生した主人公。
幼馴染という立場は物語では忘れ去られ、勇者の隣には希少種の少女がヒロインにおさまることを知っている…ので、勇者とのフラグを立てまいとする主人公が健気。好きになったら気持ちをコントロールするのが難しくなるもんね。
自立を目指す主人公が考えたのは「調合師」。決めてさっさと行動に移して誰にも相談することなく村の調合師に弟子入りをしてしまうわけだけど、8歳でも油断なく自分の将来を見据えてる主人公かっこいいね!
ちょいちょい見せる今はまだショタい勇者の喜怒哀楽のさまざまな表情にいちいちきゅんとくるのはどうにかならないかな(素晴らしいですありがとうございます)。未来の勇者ったら、今は幼馴染の主人公のことがよほど大切なんだね。切ない。
それにしても黒髪エルフはツンツンだね。主人公が天然で中身大人だから事故にならずに済んでるけど、並の女子なら泣き出してるよ。しかも未来の勇者にやきもち焼いてるし。あかん、キュンとくるやんけ。
主人公が知ってるRPGの世界とは少しずつ違っているというのはちょっと気がかり。主人公がただの「負けヒロイン」に収まらないという運命を切り開いたからこその相違なのか?
それにしても未来の勇者が主人公に懐いてる様が苦しい。
主人公は勇者とはいずれほぼ関わりが無くなってしまうキャラクターだから、まっすぐ好意を示されても同じように好意で返しにくいという主人公の気持ちはわかるけど…。
負けヒロインの未来、気になります~!