ばにらんぶん

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感想:「小動物系令嬢は氷の王子に溺愛される」1~2巻 ※ネタバレ含

王子の変化にキュンキュンした。

 

作品情報


原作: 翡翠
漫画: 佐和井ムギ
出版: KADOKAWA
レーベル: FLOS COMICS



感想

衝撃の「コレでいい」。主人公にとっては王子の印象サイアクです。

主人公は家族からベッタリ愛されてるキャラ。目に入れても痛くないってやつですね。
だから初対面の人間から「コレ」などと言われて相当面食らった事でしょう。まぁ「コレいい」っていう言い回しそのものがサイアクなわけですが。

 

しかし1~2巻通してみて、王子が「氷の王子」と呼ばれるようになったのにはきっかけがちゃんとあって。2巻でオネエや母親がデザインした超ゴテゴテフリフリやりすぎロリドレスをべた褒めしてたし、王子は可愛いものに目がないのかもしれない。
小動物みたいにほっぺたふくらましてお菓子食べてるとこ見てキュンきて手ずから餌付けしてたのも、可愛いのを見たいからだったのかなと思うなど。いやだってね、笑わないって評判の人が急に笑ったかと思ったら至近距離に座って手袋を外してヒロインにお菓子を餌付けするなんて思わないじゃん。ギャップ?冷たい表情からの柔らかい笑顔にうっかりキュンってさせられてさ。

 

それ以降、王子はどんどん主人公にのめり込んでいってデレまくるんだけど、もうその表情がね、いちいち胸キュンさせるんですよ。ひどい。

それにしても自爆覚悟で鼻毛の話を振るとか、いじめに遭いそうになった時に兄弟をダシにして回避するとか、なかなかのしたたかさ。やるなこいつ、って思わされました。

 

主人公は主人公なりに頑張ったと思うんですよ。でも残念だったよね、王子は既に主人公を気に入ってしまったんだから。

 

可愛いモノに目がないかもしれない王子と、可愛いモノ大好きな主人公。

相性バッチリだね!末永くお幸せにw

 

 

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