ばにらんぶん

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感想:「町人Aは悪役令嬢をどうしても救いたい~どぶと空と氷の姫君~」1~2巻 ※ネタバレ含

お母さんを守りたい←外国軍の侵攻がなければ…←国内の内乱がなければ…←悪役令嬢を修道院へ送る際に襲撃(黒幕は王太子)←王太子が悪役令嬢を決闘で破る←王太子が悪役令嬢を断罪・婚約破棄
というわけで、悪役令嬢の断罪を防ぐために主人公は立ち上がる。

 

作品情報


原作: 一色孝太郎/Parum
漫画: 目黒三吉
出版: アース・スターエンターテイメント
レーベル: アース・スターコミックス



感想

主人公アレンは「町人A」。

彼が読者に語りかけるように、読者は彼の英雄譚?を聞く形で物語が進んでいきます。

 

主人公は母一人息子一人の家族で、おうちも貧しい。

悪役令嬢の断罪を防ぐために主人公は同じ学校に通えるように注力していくのですが、これが本当に地味。まさしく一歩一歩成長していっています。将来ゲーム内で主人公が得るはずのスキルを先回りして取得し、実力で悪役令嬢と同じ学校に通うように努力しなりふり構わずに邁進する姿は痛快で。

 

ところで主人公がギルドに加入する際、主人公の母親へのこまやかで丁寧な対応に、外見とのギャップがあって笑いました。ほんと、紳士。これならきっとお母さんも安心だ。

 

あーん、ワイバーンロードのジェロームくんがかわいいよぅ!なんだあのヘタレトカゲ!やばいw

 

待て主人公、前世航空エンジニアですって?いやいや言い忘れてたじゃねーよ、とんだエリートものづくラーじゃねぇか!憧!

 

だめだもう、中年魔法使い(エルフからは悪霊に見える)のオタ語とかが笑えて力が出ないw主人公のことをアレン氏(うじ)と読むとか、平成初期~中期にかけての時代を感じるわ。いや、ロリを極めるには自分がロリになるところから始めるって、長年の夢がかなって良かったな??

 

 

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