ばにらんぶん

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感想:「聖女のはずが、どうやら乗っ取られました」1巻 ※ネタバレ含

歯を食いしばって、生きる。

カッコよくて頭も良くて。主人公にいいことがあるように祈らずにはいられません。

 

作品情報


原作: 吉高花
漫画: じさま
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!



感想

異世界転生?転送?のお話だけど、そんなことより中身すごい!
ハイハイ異世界ものね、なんていう次元の問題じゃない。

 

普段から主人公に嫌がらせしてた女子。そいつと一緒に異世界転送されるんだけど、すごいね。ついには主人公への暗殺を命じる立場にまでなってしまう。

世渡り上手の女子、マジ怖い!
そのすごい嗅覚で、一番いい選択をしていけるとか…ひょぅうう!

どういうことかはわからないけど、聖女は当代に一人しかいなくて、それ以外の人は全部否定されるらしい。

おかげで、能力持ちなのにもかかわらず主人公は追われる羽目に。

つまり、ハメられた!

 

しかし主人公はとっさの機転でなんとかやり過ごすと、運命的な出会いを果たす。

おじいちゃんと。

このおじいちゃんがこれまたクセつよで。幸運を超える激ヤバな運を携えてる人で。

そこから主人公は新たな道を開いていく。

 

主人公の女子がポーション作っちゃう系のお話はもう珍しくなくなったけど、今回はその世界での強力な協力者がいる。命を狙われる恐れがあるということにも動じずに首を突っ込んで「自分強運なんで」とばかりに主人公の行動を興味深く見守っていくの。

そうするうち、主人公のまわりにはモフモフ含めてどんどんとクセつよの人材が集まって行ってしまうw。まあ仕方ないと言えば仕方ない。

 

しかし「魅了」を使う美青年は厄介だぞ。

男女構わずそのチャームでやられるっぽいからな。主人公には効果がないみたいで、すっごい不審者を見る目で接しているのが笑えまくるw

 

1巻終わりでは、結局スタート地点だった王宮に戻ることになったけど、はてさて…。

 

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