感想：「仮面伯爵は黒水晶の花嫁に恋をする」　※ネタバレ含

ぐふっ…（尊死）……。

原作：　小桜けい
漫画：　氷堂れん
出版：　ジュリアンパブリッシング
レーベル：　FK comics

のっけからヘイトを溜めまくる義理の妹と義理の母、そして元婚約者。
必死だったとはいえ、金策・政策やってのける主人公…何者だ？まぁ無自覚な天才もたまにはいるしね。うん。
しかし、苦労の日々は疲れ切って荒れた手に全て現れてた。

その才能と実力を別のところに生かせよ？っていうのが義理母娘と元婚約者だよね。

主人公を陥れるための手練手管。実行まで隠し通して根回しまでしていたのだから、やろうと思えばなんだってできそうな頭脳持ってるんだなと思った。もったいないな。

ピュアヘタレの伯爵に、歯に衣着せずにずけずけと言っちゃう執事でもある幼馴染さんがマジナイスｗうじうじくよくよしちゃう伯爵をうまいこと導いてるなぁって。執事さん、伯爵から魔王って言われたけど、自滅タイプから魔王になるにあたって、きっとハードなことを乗り越えてきたのかな。

それにしても、女性関係には半ば自暴自棄になってるからって、あんまりにも結婚に関してテキトーすぎたね、伯爵。ご両親からそういう話をされることもなく長じてしまったせいだとは思うんだけどね。それにしても問題を先送りしてさらに深刻な事態を引き起こすタイプと見た！しっかり者の主人公と相性よさそうｗ

しかし、隠れて主人公の様子を半ばストーカーのように見てる伯爵には笑った。いや、めっちゃキュンキュンしまくりだった。昼食に誘いに来た時の不器用さ加減といったら萌えたね。はー…！（←顔を覆って天を仰ぐ）

1巻ラストでもう御開帳とは思わなかったけど、それだけ主人公への信頼度が上がったってことなんだね。伯爵ピュアだから、じらしたりとかせずにもう真っ向勝負で主人公にぶつかりにいったんだね。早く続きが見たい～！

ばにらんぶん