先週・先々週から引き続きダブルセブン編。この3巻が最終巻です。
前回2巻の感想はこちら。
作品情報
原作: 佐島勤
漫画: きたうみつな
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: Gファンタジーコミックス
感想
中二病拗らせてる七宝くんのアレコレが大変なことになってました。
彼はどこもかしこも熱いね。性格もすぐに着火するみたいだし、下半身もすぐに着火するみたいだし(未遂)。
七草姉妹との対戦を途中で強制終了させたお兄様の判断は双方がくすぶる結果になったけど、ここで止めなかったらほんとに救急車案件だっただろうからなぁ。
それにしても十三束くん、かわいいのにめっちゃかっこいいな!
お兄様と十三束くんの試合。多分十三束くんはずっと以前からお兄様と自分に共通点がたくさんあるなって思ってたんだろうね。
でもさ、すごいよ!まさかお兄様を殴り飛ばすことのできる高校生がいるなんて!それも小柄な男の子。むちゃくちゃ強いじゃん!なるほど横浜の時に警備隊に加わってたはずだぁ。
十三束くんの「あるはずのない希望なんじゃないか」という言葉、自分自身の呪いのような体質に、彼がなんとか「レンジ・ゼロ」として納得させてきた人生が見えた気がして涙ぐんじゃった。
拗らせてる七宝くんへの言葉。
たぶん誰の言葉も受け付けないけど、香澄ちゃんの言葉だから聞いたし効いたんだろうな。「欠陥魔法師」同士の試合、二人とも才能に恵まれたわけではないのに研鑽された体術と魔法に七宝くんは自分の努力が足りないことを自覚させられたわけだし。
服部さんの思惑通り、鼻っ柱折られたことで人間的に成長するといいな。
え?待って、ここで終わり?
今回全然ケントくん出てなかったよぅ~!
あー気になるー!
リンク